20201126

 

松竹でポーラXをやってることに気づくのが遅すぎて見にいけなかった。悲しい。『宝島』も横浜でやっていたみたいだったけどめっちゃ見たかった。オリヴェイラの7時間とかのやつは廉くんと約束していたけどチケットが売り切れていた。悲しい。先週アテネフランセストローブ=ユイレ見に行ったら吉原がいた。前日に河野くんと2人で飲んだと言っていてなんか嬉しかった。もっと映画を見たい

 

しほちゃんと「しきじ」のために静岡に新幹線で行った。全く知らない街を歩くことがかなり大きなロマンに感じられた。直感のみを頼りに果敢に街を探検した。

4つ店に行った ①静岡のわっしょい ②完全に客商売向いてないママがやってる店 ③店長が録画したMTVの番組を大きくもない音でかけていて全く話しかけてこない謎バー ④スケーターの謎映画を流している謎木のインテリアの謎店

「しきじ」はちょっとすごすぎてうけた。神がいるとしか思えない場所。超絶ヘブン状態になった。サウナ水風呂外気浴の流れで ととのう については一応知ってたつもりだったけどまだもっとすごいことがあったのかよと思って衝撃だった。

バスとタクシーに乗ったのが楽しかった

熱海で行った新しいスパの露天風呂も楽しかった 新幹線の喫煙室も楽しい

 

小井戸がとんかつ定食を絶賛していたことをなぜか妙に思い出すので、とんかつ定食が食べたい あとジンギスカン 食べたい

 

BTSの『BE』発売された。当たり前みたいにずっと聴いてる。パフォーマンス動画もインタビューもめちゃくちゃたくさん出るので結構困る。すぐ見なかったらどっか行ってしまうのが困る。weverseで今までにJIMIN・V・JINの分が公開されている個人インタビューは内容がめちゃくちゃ濃い上に、インタビュアーがいい質問ばかりするので、本当に対話してるのか?!動画を見せてくれ!という気持ちになった。インタビューまで自社のプラットフォームでやっているの面白い 

https://magazine.weverse.io/article/view?num=58&lang=ja

チームもメンバーもこれまでずっと現実に真摯に向き合ってきたからこそできる隙のないクオリティのアルバムだと思う。コンサートを見た時の「この人たちは全然夢見てるとかじゃない・現実をすごい目つきで睨んでる」という印象がこのアルバムにもそのまま続いている。メンバーたちの発言に関する「ずっとすごいこと喋ってる」という驚きは、BTSを見始めたときから今に至るまでずっと変わらないままだけど、そういう日常の発言との一貫性が当たり前みたいにあって、だから本人達に言わせれば "一生懸命 心を込めて" 作るだけで2020年11月の今現在をかんたんに体現してしまえてる感じがする。過剰なところは一切ないし足りないところも全然ない。というかそもそもそういう発想がない。映画が一番すごくなってるときの状態にも似てる。口を開けてぼんやりしてるだけで超カッコいいBTSたちの立ち姿そのものみたい。「等身大」とか「ありのまま」みたいな言葉やそういうコンセプトによってつくられたものには辟易としてるけど、よく考えるとこの二つの言葉はプロモーションで一度も聞いていないかもしれない。そういうものとは全く別のことだと言い切れる。似てるみたいで全く違う。

「メンバーが今までで一番参与したアルバム」とメンバーたちも言っているけど、アルバム制作段階からメンバーがコンセプト会議やアルバムの構成決めをするところをYouTubeで生放送したりしていて、その時は結構嫌な予感がしなくもなかった。「本人たちがたくさん関わって作った」ことに価値が置かれたら、ほかのことがないがしろになるんじゃないかみたいな心配をしてたけど、全然そんなことなかった。

何度か歌詞を見た限りではみんな本当によく詞を書いているしRMに関しては特に筆が乗りまくってるというかドライヴ感がすごい。병のブリッジのメロディはJIMINが考えたという話が出てたけどそれもすごい。詞を書いたっていってもどの程度?と思ったりするけど、「BREAK THE SILENCE」でJIMINとRMが一緒にJIMINのソロ曲『약속』の歌詞を考えている動画などをみているので、本当にああいう感じで細部の調整もしているんだなと想像する。

Vが自分のミックステープのために書いていた曲が『Blue & Grey』、JUNG KOOKが自分のミックステープの最後の曲にしようとしていたのが『Stay』、SUGAが昔書いて捨てた曲だと思っていたのが『잠시 Telepathy』で、J-HOPEがたくさん関わった曲が『병』と、本当にみんなで作ったアルバムという感じ。「IN THE SOOP」の中でJ-HOPEがVに「今ではお前たちの方がたくさん音楽を聞いててなんか不思議だ」みたいなことを言ってたのが感動的だったけど、いつもメンバーが言うような「音楽に対する情熱」というものが全く上滑りじゃない状態で育ち続けているのが本当に感動的だ 音楽って、そういうやつだったんだ って感じもするけど 

BTSの人気の理由みたいなやつがよく特集されているけど、「毎回どんな些細なことでもしっかり想像を超えてくるところ」に尽きると言ってもいい気がする。嘘ついてる人ばっかりの世界でとにかく抜かりなく嘘じゃないところ。さらには嘘じゃなさの危険性についてよく知っているところ。世界は複雑だってよくわかっているところ。シンプルだ よくわからないけど極めて現代的な振る舞いだなと思う。

 

11/28 追記

BTSを特別にしていることの一つは「アイドルのアイドル」なところだと思う。RMとSUGAを中心に アイドルとはなんなのか?それは人間なのか? みたいなことを自分達に問い続けてきたところだと思う。2人がラッパー/プロデューサー志望からアイドルを始めたことがそういう態度につながっていると思う。重要なことは考え続けることだとBTSはいつも教えてくれる気がする。BTSたちの間にはそういう空気が流れている。

 

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