20201203

 

自分が確実に以前と違うことがたまにめちゃくちゃ最悪だと思う

もう三角標の例えができない 巨大なスクエアも目線より上にある水平線や時間と時間がすれ違う音みたいなものも完全にわからなくなった。目についた曇り空の中の蛍光灯が地球そのものの歴史に直結しているというような直観やそれにかんするロマンスとも完璧に距離をとった。『セザンヌ』の中のサントヴィクトワール山。それだけが救いだったのに だからもうすでに一回死んだようなものだ

恋のエチュード』について井田さんに感想を話したらめっちゃそんな感じだねと言っていてそれがなんかすごく嬉しくてそれが最近の中で一番嬉しかったことかもしれない

トリュフォーの"冗長さ"は今の私にとってはとても現実的に夢のあるものだと思う