20200224

 

『ダイヤモンドが先輩にネタを見てもらってダメ出しをもらうライブ』 渋谷∞ドームステージⅠ

∞ドームのステージⅠは上がドームになっていて可愛くて素敵な場所だった。新ネタ5本に対してマヂカルラブリー村上と相席スタート山添が結構ガチトーンな感じで1本ずつアドバイスするという企画。全ネタおもしろくて膝を叩いて笑った。ありがたすぎる存在。ダメ出しパートは飲み会にいるみたいな錯覚に陥りました

1本目

 校庭に象が入ってきたこと・校庭に海老が入ってきたこと・体育館の天井にビリヤードの球が挟まってたこと  などイマジネーション全開。あったことの話おもしろくねーな!というツッコミがすごい

2本目

構造美の漫才 幾何学模様にも似た 「じゃなくて〜」 という言葉があまりおもしろくないため微妙 規則性が読めた!と思ったら読めてませんでした!っていう報告は素敵。

3本目

「理想の靴屋」の状況劇。靴を足ガードと呼んでいる店。「非紐靴」「革グッズ」「革メガネ」などすごすぎる言語センス連発。すみません、靴で電話してて脚に電話を履いてました などダイヤモンドらしい展開だと思った 。「店員の方ですか?」「違いますよ」「店長の方ですか?」「違いますよ」「お客さんですか?」「違いますよ」「なんでもない人だ〜…」が天才だった。

4本目

「バックトゥザ・フューチャーみたいに言うな」というツッコミで引っ張る前半と、手ガニのネタみたいに役割反転して野澤がつっこむ後半。「有名なティックトックユーザー」というパンチラインが出てきて感動

5本目

早押しクイズじゃないのに問題文冒頭で早押しして問題文は全部正解してるのに肝心の解答だけ毎回間違える人 のネタ。

村上と山添のアドバイスはなるほどレベル30パーセントくらいだった。「芸術サイドのネタ」みたいな言葉が出てきて芸人の中ではそういうのがあるのか、とわかったりしたのはよかった。

 

『ミッドサマー』2019 アリ・アスター アメリ

17:00〜満員のヒューマントラストシネマ渋谷

わけわからん角度の席からの鑑賞。退屈すぎるカメラに辟易とした。何も起きてない映画、『ミッドサマー』『ライオンキング』『ムーンライト』。『愛のむきだし』見た時も思ったけど、想像の範疇にある狂気に何の意味があるのか。カルト教団というモチーフの面白さが描きたいならもっと本気でしてほしい。コミューンの人たちが何かを信じてしまっている様子が一切感じられなかった。演出がない。謎。この世の恋愛は全て薄っぺらくて大したことのないもの、というのが主題だというならば成功していると言えるのかもしれない。映画自体がそんな感じがするから。

 

BTSが一昨日ニューアルバム『MAP OF THE SOUL : 7』でカムバックしてアメリカで一日中プロモーション活動をしていた。いくつかのインタビュー。ARMYにはいろんな人種の人がいて、BTSが話すのを見ているそれぞれの顔が、瞳が、素晴らしかった。明日のtonight showでグランドセントラル駅を貸し切って新曲「ON」のパフォーマンスをしているようなのでそれを見るのが楽しみ。BTSはディズニーになろうとしている。ボーカルの冒険心に感動するアルバム。全体に、世界中のいろんなところに落ちている明るい新しさに風通しの良い光を当てるようなオーラがある。ショーン・ベイカーの映画を見た時のことを思い出した。

 

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