20221003

 

天気が良くてすごい

最近は週末の使い方がとても下手でいつもすごく辛い

嫌いなものともう一切関わらないと決めたらほぼ全てのものとの関係が切れるような でもそんなの前からずっとそうだったし そんなものだろうかと思いながら15年は経っているような

何よりも偽りのムードが嫌いだから人が愛想笑いしていたりあきらかに無理な感想を話しているだけでとても辛くなってすぐに逃げたくなってしまう 生きるためにこんなことして大変だなお疲れ様ですね、とか思えば良いのかもだけど、人を生きさせるためにこんなことさせなきゃいけないのは絶対におかしいって怒りになる 多分最悪のパターン避けるために皆んなこういうのしてるというのはなんとなくわかるんだけどその想像できてないから変にしか思えない だいたい常識人面した人がみんな異常なのに耐えられない 受け入れようとせず突き放し続ければ良いだけの問題なんだけど 嘘つきってあだ名つけて近寄らなければ良いだけなんだけど でも良い人そうだったとか思うのやめれば良いだけなんだけど

本当だったら面白い時にしか笑わないでいたいがその軌道修正にやはりどうしても女だということが私の自意識に絡みつき剥がし方が全然わからなくて恐ろしくなる 愛想ゼロでファミレスでバイトできるのは男の子だけだから 男は男に許され女にも許されるけど、女は男にも女にも叩かれるから っていう偏見が頭から離れない 一生この地獄で生きるのは嫌だと思いながら逃げる方向が見つからない

 

ハイアンドローの映画見にいったら上記のような感情が全て同時に湧いてきて辛かった

明日カノの漫画途中まで読んだらこれがリアルみたいに受け入れられてることが怖くなり、そうじゃないとすれば見せ物なので24時間テレビと同じじゃんと思ったりした 

整形に取り憑かれてる女の子かわいそうとかって 自分はそうじゃないって安堵したいだけの気持ちを誘発しやすい  私は私で生まれてこの方ルッキズムに苦しめられてるし、これまでの人生で外見の美醜について言及されたこと全て覚えてるし、軽い気持ちでdisられた傷は一生消えないと思う そういう言葉を軽く受け流す時の自分は、自分の首を全力で締めている

そして当然私が誰かにつけた傷も全て消えていないし 自分が受けたショックよりむしろこの事実への向き合い方が全然わからないのが怖い 火傷を見せてくれた雪に、私がリナだったらなんて言えば 良い のか、全然わからない その場に社会的な言葉しか許されてない場合、ほかの方法へのジャンプが探されてない場合 結局同じ境遇の人にしか理解はできないなんて結論はいまさら面白くもない なにかしら超越的な大人らしさや社会的価値でしか応答できないとしたら私は一生それができないままだろう

この呪いからできるだけ早く逃れられますように

まだゆあてゃのところまで行ってないから早く読みたい

追記:ゆあてゃ以降の明日カノはすべての感情や出来事への解像度がめちゃくちゃ上がるので、それより前のパートとは別の作品のようですらありました。すごくよい

 

『みんなのヴァカンス』でなんとなくギヨームブラックの顔に信用できなさを感じたのは出てくる女子たちがみんな教科書的な可笑しい可愛らしい愛おしい女子らしさを保ったまま行動してたのが気になったのかもしれない 『鄙から都会へ』も最近見たけどやっぱりフォードは男を男らしくとか女が女らしくとかそういうことへの興味が全くないんだろうなと感じて有り難くて泣けたのだと思う