20220514

最近は日々瞑想を繰り広げながら生きているようですが、兆しのようなものは見えているような 少なくとも半年前よりはずっと 一度明確に絶望したときから半年経って回復してきている それが展望というものだ まだ寒いのが本当頭にくる 寒い時期が長すぎる 明らかに気が散ったような映画の見方しかしていない

 

上の部分昨日書いたけど、一回全部なくなった時無くしたものでやっぱり諦めるべきではないものがいくつかあるなと思った今日 

 

上の部分まで前の日曜に書いたけど、そんなこともないかなと思った今日

 

欲しい家具の話とか、行きたいお店の話とか、そういうのしてれば人はなんか私のことまともだと思ってくれそうと思ってしてるふしがあるけど一体全体誰のためにやってんだろうかって思う気もする。あるいは過激ふうのことを言ってるだけだと思われてる状態に嫌気がさしたのか より風通しの良い方へ開かれていきたい 泥のようでも

 

ジャック・リヴェット 『デュエル』1976

日本の90年代アニメみたいな映画 もしくは仮面ライダーのような 最後兄妹が残るところとか、龍騎の神崎士郎と優衣のことを思い出してた クリスタルの持ち方とか膝の尖ったアニメのイラストみたいで不思議 こういう映画はもしかして他にもたくさんあるのか 普段見ないからよくわからない 映画としてとてもしっかりしている 頭いい人のジョークよくわからん みたいな映画

 

シャンタル・アケルマンブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン』1975

見た後の街の風景が変わった 夜空は澄んでいて街の光が本当にうつくしく何にも変え難いような輝きに思えた 憑き物が落ちたような気持ちで清々しかった 紛れもなく私の毎日のことであったし母の毎日のことでもあった 画面の左端で光るハサミの輝き 絶望とか辛いとかそういうエモーショナルさと遠く離れた場所でこの主題が表現されることの有り難さ ああいうことはただ ある のであってそれ以上でも以下でもない ある ということを誰かに主張したいわけでもないが、ただ圧倒的に確実に ある のだ

 

ジャン=リュック・ゴダール勝手にしやがれ』4Kレストア版 1960

ニコ動で見て感涙して以来の再見 スクリーンで見るゴダールの素晴らしさ 言葉にできない とにかく デタラメ な映画だった 破壊と創造が同時に行われてるスペクタクル その創造の天井のなさ、あっけらかんとした表情 駐車場で車を乗り換えたあとジーンセバーグが運転しながらスロープを降りるところやっぱり最高だ ラストシーンの一連のカットの秒数も明らかに完璧だ いつ見てもどうしてこんなことになれるのか完全に理解できない 信じられない 夢のようだ

 

ジョン・ウー男たちの挽歌 』1989

本当のタイトルは『英雄本色』良い邦題だな 二日酔いで死んでいる土井と、しほちゃんと新宿で見るには一番良い種類の映画だった アクションシーンに入るまでの導入がかなり短くてスマート アクションシーンはとにかくサービス精神旺盛で考えついたアイディア全部実行してくれるその感じが尊くて泣ける 最後港で血塗れの3人の腰から上が収まっているカットが感動的すぎて泣いた 車にもたれかかっているのが良い 

子供が合唱してるのを背景にして舞台袖でテープを渡して別れを告げるところ 豊かだった 大きな心

 

シャンタル・アケルマン『私、君、彼、彼女』1974 

1人で部屋にいるシーン 私もいつもあんな感じだし最高 あれで全然退屈にならないのが不思議、ジャンヌディエルマンにしてもそうだけど、1つのカットが大分長いのに緊張感というよりもドライブ感がある 退屈になりそうなギリギリなところで終わる たまに失敗してるようなとこもあるけど基本的には退屈さとはほど遠い

男がめちゃくちゃ喋ってるシーン アケルマンは一言も発してない ああいう構図になってる現実は本当によく ある それがちゃんと映ってる ある ということがただ証明されている  

 

土井が 作家主義 の本くれた 嬉しい いま読んでるけどルノワールのインタビュー最高 全部書いてある

 

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これは、"自分がカフェで勉強してるときに来た友達にどっちをされるのがより嫌か

A:勉強をがんばってるからと買ってくれた飲み物を、要点をまとめたノートの上に不注意によりこぼされる

B:トイレに行ってる間に徹夜でまとめたノートの写真を撮られる"

という2択でBTSが満場一致でBの方が嫌という回答を叩き出したときの画像 「Aだったら性格に問題あるよ」とコメントするジョングク そのあとシュガは「Bは動機が不純だから絶交しないと」と言ってた

私もそう思うよ!