20200227

 

水をたくさん飲むようにしている

なんとなく忘れたくないから書いてみる

 

1月末で会社をやめて、転職の活動をしなければならないのに引き続き寒さなどにやられていた2月頭に、お父さんがブルーノートに連れて行ってくれた。前に興味ある?って聞かれて行ってみたいって言ったから、いつかは一緒に行こうとしてくれていたらしい。

一緒に電車で表参道まで行って骨董通りドトールの外の席でお茶をした。隣の席でおじさんと大学生らしき男の子が紙に書いて学費の計算をしていたけどどんな関係なのかわからなかった。骨董通りの2階以上あるビルが後ろに下がってるのは道を広げる計画があったからだけど結局その計画はなくなったみたいだとお父さんが言ってた。私はその通りが骨董通りという名前だとその日知った。

開場時間をお父さんが間違えていて、45分くらい暇になったので、どっか行きたいとことかないの?と言われたけど青山付近に行きたいところがなかったので、周辺を散歩した。昔はここに家具屋があったとか、このビルがこの辺で一番初めにできたファッション系のビルだよとか、このビルは昔できたときはダサかったけど年季が入っていい感じになったとか、この弁当屋はずっとあるとか、土地が狭くて高いからメガネとか靴とか場所を取らなくて単価が高いものを売ってる店が多いとか、お父さんが言ってた。大人になってから2人で青山を歩いたのは初めてだった。昔、お母さんとお父さんの美容師が青山にあったので、車で美容院まで行って、お父さんが切っているあいだはお母さんと、お母さんが切っているあいだはお父さんと、周辺を散歩した。青山の印象はクレヨンハウスとその美容院のおしゃれな内装だけで、たまに行くのが嫌いじゃなかった気がする。

プラダとか、サンローランとかのお店を見ながら、こういうものとの関係の持ち方が全然わからんなと思っていた。変なスニーカー屋とか雑貨屋に入っても時間が余って、近くに岡本太郎記念館があることに気づいて入った。ベランダから下を見下ろしている人間サイズのオブジェが可愛かった。お父さんは私の写真を2枚撮った。民族写真の写真展をやっていて、沖縄と青森で撮った写真が展示されていた。写真もやっていたことは全然知らなかった。そもそも岡本太郎の作品を太陽の塔しか知らない。アトリエが残してあって、花本はぐみのモデルが岡本太郎だったことに気づいた。

開場時間がすぎて、ブルーノートに入った。1階部分が可愛くてよかった。ジャズメンの顔を誰も覚えていないのでどれが誰か一切わからなかった。ロビーの内装は可愛かった。全部の建物がこういう感じになれば良いと思った。ロビーにあるカフェの内装をお父さんの会社がやったと言っていた。フロアにはロマンチックなライトがたくさんあった。ペアシートはカップル向けなのかかなり狭かった。お父さんと自撮り2ショを一枚撮った。ブルーノートオリジナル的なクラフトビールを2つとポテトを頼んだ。

キャメロン・グレイヴスという、16歳の時にサンダーキャットとカマシワシントンとグループをしていたというキーボーディストのライブだった。ベースとドラムとトリオ編成で普段やっているみたいだけどこの日はギターもいた。グランドピアノとキーボードの2台体制だった。演奏は凄まじくて、メタルみたいなプログレみたいなジャズだった。ドラマーのマイクミッチェルという超マッチョで上裸にオーバーオールを着ている人が、鬼ドラムを叩いていてすごすぎた。宇宙と交信してるような演奏だった。超笑顔で聴いた。力強さに、迷いのなさに、自由さに圧倒されて感動した。普段社会の枠に押されて悩んだりしてるのあまりにどうでもいいことだなと思った。自然で人間らしくて自由で素晴らしかった。座って聴いてるようなライブでもないはずなのに、見に来てるのはお金持ちっぽい感じのおじさんとかおばさんとか、前にいたグループは若い女の子たちだったけどなんか満足げな顔でステージや携帯を見ていて、謎空間だった。

謎空間だった。

 

お父さんはあれは到底日本人には無理だから尺八とかで頑張るしかないとか言っていた。終わった後、夕飯を食べる店の候補をお父さんがいくつか挙げていて、デートみたいだなと思った。お父さんが内装デザインした店で唯一現存しているという店が骨董通りドトールの横にあって、前からその話は聞いていたからいつか行きたいと思っていたけど、お父さんも行きたいみたいだったので、行った。

椅子もメニューも全部当時のままだとお父さんが言ってた。料理は隣の洋食屋の厨房で作るので全部美味しいとも言ってた。実際おいしかった。マスターが、壁沿いの電球が切れても合うやつがないのでどうすればいいかわからなくて困ってたとお父さんに言ってて、もう今は合うのがないので業者に頼んで変えてもらうしかないと答えていた。お父さんが知らない大人と喋っているのをほぼ初めて見た。ビールとウイスキーで酔っていたのもあり私は話をしながら泣いた。申し訳ないので早くちゃんとしないと…

親なのに、ずっと一緒に住んでるのに、人となりがよくわかんない感じがするのが不思議だと思った。

 

1月末にはお母さんがスパホテルに一泊で連れて行ってくれて、最上階に泊まって、寒い中ベランダからディズニーの花火を見て、NHKBSでアマゾンの猿の番組を見ながら話したりして、次の日私がディズニーに行きたくなってきたなっていったら嫌だけど別にいってもいいよってお母さんが言っていて、お母さんがこんなことを言うなんて、と思って、結局イクスピアリのパイの店で朝ごはんを食べて、4時間くらい話して、映画にも間に合わなくて、ルピシアハーブティーを買ってもらって、帰った 日もあった…2人ともごめん…はやく親孝行できるようにしたい…

 

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20200224

 

『ダイヤモンドが先輩にネタを見てもらってダメ出しをもらうライブ』 渋谷∞ドームステージⅠ

∞ドームのステージⅠは上がドームになっていて可愛くて素敵な場所だった。新ネタ5本に対してマヂカルラブリー村上と相席スタート山添が結構ガチトーンな感じで1本ずつアドバイスするという企画。全ネタおもしろくて膝を叩いて笑った。ありがたすぎる存在。ダメ出しパートは飲み会にいるみたいな錯覚に陥りました

1本目

 校庭に象が入ってきたこと・校庭に海老が入ってきたこと・体育館の天井にビリヤードの球が挟まってたこと  などイマジネーション全開。あったことの話おもしろくねーな!というツッコミがすごい

2本目

構造美の漫才 幾何学模様にも似た 「じゃなくて〜」 という言葉があまりおもしろくないため微妙 規則性が読めた!と思ったら読めてませんでした!っていう報告は素敵。

3本目

「理想の靴屋」の状況劇。靴を足ガードと呼んでいる店。「非紐靴」「革グッズ」「革メガネ」などすごすぎる言語センス連発。すみません、靴で電話してて脚に電話を履いてました などダイヤモンドらしい展開だと思った 。「店員の方ですか?」「違いますよ」「店長の方ですか?」「違いますよ」「お客さんですか?」「違いますよ」「なんでもない人だ〜…」が天才だった。

4本目

「バックトゥザ・フューチャーみたいに言うな」というツッコミで引っ張る前半と、手ガニのネタみたいに役割反転して野澤がつっこむ後半。「有名なティックトックユーザー」というパンチラインが出てきて感動

5本目

早押しクイズじゃないのに問題文冒頭で早押しして問題文は全部正解してるのに肝心の解答だけ毎回間違える人 のネタ。

村上と山添のアドバイスはなるほどレベル30パーセントくらいだった。「芸術サイドのネタ」みたいな言葉が出てきて芸人の中ではそういうのがあるのか、とわかったりしたのはよかった。

 

『ミッドサマー』2019 アリ・アスター アメリ

17:00〜満員のヒューマントラストシネマ渋谷

わけわからん角度の席からの鑑賞。退屈すぎるカメラに辟易とした。何も起きてない映画、『ミッドサマー』『ライオンキング』『ムーンライト』。『愛のむきだし』見た時も思ったけど、想像の範疇にある狂気に何の意味があるのか。カルト教団というモチーフの面白さが描きたいならもっと本気でしてほしい。コミューンの人たちが何かを信じてしまっている様子が一切感じられなかった。演出がない。謎。この世の恋愛は全て薄っぺらくて大したことのないもの、というのが主題だというならば成功していると言えるのかもしれない。映画自体がそんな感じがするから。

 

BTSが一昨日ニューアルバム『MAP OF THE SOUL : 7』でカムバックしてアメリカで一日中プロモーション活動をしていた。いくつかのインタビュー。ARMYにはいろんな人種の人がいて、BTSが話すのを見ているそれぞれの顔が、瞳が、素晴らしかった。明日のtonight showでグランドセントラル駅を貸し切って新曲「ON」のパフォーマンスをしているようなのでそれを見るのが楽しみ。BTSはディズニーになろうとしている。ボーカルの冒険心に感動するアルバム。全体に、世界中のいろんなところに落ちている明るい新しさに風通しの良い光を当てるようなオーラがある。ショーン・ベイカーの映画を見た時のことを思い出した。

 

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20200210

 

寒い

 

『マリッジ・ストーリー』2019 ノア・バームバック

アカデミー賞授賞式のステージ上のスクリーンで、アダム・ドライバーが壁に穴を開けるシーンが再生されたときに、アダム・ドライバーのことをすごく好きになった。誰もが経験したことのあるようなひとときが詰まっているドラマ 時間が直線的に進んでいく。子供の頃、12月に入ってクリスマスまでのカウントダウンをしていた時のような時間の穏やかな流れに身をまかせることができる。

 

『運び屋』2018 クリント・イーストウッド

イーストウッドが映っているだけでカッコ良すぎて最高 ハンバーガー屋さんのシーン、ポップコーンと言い切って逃げ切るシーン、後ろの車で2人が同じ歌を口ずさむシーンとか 携帯の使い方を下っ端が教えてくれるときの所作とか全部涙 マフィアのプールパーティーで「こんなことはやめろ」と真っ直ぐな瞳で言い放つイーストウッドの純粋さが涙

 

『パラサイト 半地下の家族』2019 ポン・ジュノ

ミッドタウン日比谷のいちばん大きいスクリーンで観た。大きすぎた。悠くんがローラースニーカーを履いていた たけしは前日買ったアップルウォッチをつけていた

前半のコメディのところのドタバタがアメリカって感じしてなんか古風で良かった。1つめのキスシーンの長回しが最高だった。チェ・ウシクはテテの友達だしカッコいいし、チョン・ジソの可愛さ異常 アイドルキスシーンとして1億点だった。石を取り出した時にジウが何も言わない感じとか、死体を抱えてるところとか、最高にアイドルだった。石と包丁の使い方がもう少し良かったら嬉しかった。

ジェシカソングがツイッターで拡散されてるのがよかった ネカフェで書類捏造シーンもよかったな

アカデミー賞授賞式での監督賞受賞時のポン・ジュノの受賞スピーチ、スコセッシのすっごいうれしそうな顔とタランティーノピースサインが良すぎた。2020暫定ベストハートフルモーメントだった。

 

彼女について私が知っている二、三の事柄』1966 ジャン=リュック・ゴダール

細部が全体を超えているというの間違いない なんでもないカットですぐに飛んでいける 

 

ゲームの規則』1939 ジャン・ルノワール

登場人物がたくさん出てくるけどすべて覚えられる 狩りのシーンめちゃめちゃ笑顔になった  でも『黄金の馬車』のほうが全然いい

 

リュミエール!』2016 ティエリー・フレモー

感動しながら撮ってるのが伝わってくる すっごい感動してるのがわかる 嬉しそうで泣く 光の、白の美しさだ

 

『聖なるもの』2017 岩切一空 

『花に嵐』より好き 大学生じゃなくなってから観たのがよかったのかもしれない。とにかく女の子が本当に可愛く撮られている 南さんと小川さんが一緒に団地を歩いているところが美しすぎる 渋谷のシーンも好き 写真が良すぎる。

 

遊星からの物体X』1982 ジョー・カーペンター

リビングでお母さんと観た どうせみんな死ぬ…みたいな感じで のっぺりとした質感

 

『冬時間のパリ』2018 オリヴィエ・アサイヤス

飲み会で雰囲気悪くなって外に出てタバコ吸うところがホン・サンス『夜の海辺で一人』とほぼ全く同じ。なんか言ってなんか喋ってなんか雰囲気悪くなったりよくなったりしながら人と人はそれとなく繋がっていってそうやって生きていく ことに対するめちゃめちゃ明るい賛歌。不倫相手の女の子、めっちゃかわいい。バイク乗ってるシーンの木々の美しさとエンジン音などすべて1億点

 

『リチャード・ジュエル』2019 クリント・イーストウッド

こんなにまっすぐな人がいてくれて良かった 全部超えてる 全部超えて感謝する

 

『次の朝は他人』2011 ホン・サンス

タクシー止めるシーンめちゃめちゃ寒そうで雪が綺麗 あんな風にピアノ弾かれたら確実に落ちるね!!!!!!!!!!!

 

『街角 桃色の店』1940 エルンスト・ルビッチ

ジェームズ・スチュワートがかっこよすぎる 「なんだ、あいつか…」ってなった後、店に戻ってくるところでガラスを挟んで2人は同じように左を向いている そこから輪郭が全部溶けて全部が甘甘になって最高にスウィートになる 店長泣ける 全部涙 人生ベストに入る

 

『感光以前』2015 竹内里紗

ジオラマで東京つくって花火する 警備員イケメン 朝日がきれい

 

神曲』1991 マノエル・ド・オリヴェイラ

ホラーすぎるカットに全身の血が湧いたり、ふざけてるところでめちゃめちゃ笑ったり 人がいなかったとこに急に人がいる マリア・デ・メディロスかわいすぎ!! そしてキス みんなで聴くピアノ 涙だ、、、、、、、

 

ジャージー・ボーイズ』2014 クリント・イーストウッド

最後のミュージカルシーン最高

 

『フォードvsフェラーリ』2019 ジェームズ・マンゴールド

序盤、会社員同士の駆け引きシーンでの手の動作やまばたきや頷きなどの動きが繊細に繋がれていって有機的で、めっちゃ燃える!って感じで最高だったのに途中で失速してしまった。嘘つかれたら車のスピードめちゃめちゃ上げて白状させればいいことがわかった。車のシーンは車がめちゃめちゃ速いので最高だった。でも運転手の顔が映るところはなんかすべていらない感じがした せっかく速いのに…

 

も〜っと!おジャ魔女どれみ/カエル石のひみつ』2001 山内重保

怖い話し 敵がいないから変身する必要ないのにまさかのほうきで飛ぶために山中で変身 あいこちゃんの気持ち わかる

 

『汽車はふたたび故郷へ』2010 オタール・イオセリアーニ

観ているとめっちゃ井田さんを思い出す 一番好きなコメディセンス スタイル 優しさ 洗練されている 幼少期のシーンずっと最高!『四月』の撮影っぽいシーンも出てくる!人魚がいる。でかい ラストシーンはオリヴェイラ『アンジェリカの微笑み』のようでもある。 一緒に映画を作ってくれた女の子が泣くところ、それをかなり軽めな感じで慰めるシーンを見て救われる気持ちになる 。

 

最近の映画の見方ぜんぜん微妙だ

TSUTAYAで借りたいな

ジミンの青髪みた??最高すぎる ジミンの『約束』っていう自作曲よすぎ 

 

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ポルトガル旅行記5

 

つづき

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急行降りてから乗り換えて何駅かして、ポルトの駅に到着

美しいアズレージョ 手前の人ごめん


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ポルトの駅前

井田さんが充電ケーブルを探していたので、コンビニとか電気屋がないかGoogleMapで調べた。

この写真の左奥に大きな広場があって、銅像があった。今調べたらドン・ペドロ4世のものだったらしいけど、この時私はこの像がドンペドロだと思うと言って当てた気がする 4世だから正確には当たってないけど。

広場でトラのぬいぐるみをきてベースを弾いてる人がいた。アンプ1つで1人で演奏していたんだけど、陽気でかなりよかった。カッコよかった。

街の電気屋のようなところに行って、充電ケーブルを買った。老舗っぽい感じがした。店のお姉さんの接客は、私が日本で見たことあるようなものじゃなくて、もっとなんかフランクで親しみが持てて、これがいいなあと思った。

無事に買い物ができた喜びとともに朝ごはんを食べる店を探して駅前すぐのところにあるパン屋に行った。


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可愛すぎるパンたち

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可愛すぎるケーキたち 

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外の席で、ハムとチーズが大量に挟まっている大きいパンを食べた。これ本当に美味しかった。パンが甘めで食べ応えがあって、食べきれなかったので残りはかばんにしまった。

本当にいい天気の朝だった。この時交わした会話の内容が全然思い出せなくて、悲しい。

このあと駅前の道でウーバーに乗って、セラルヴェス美術館に向かった。結構乗った。


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美術館はアルヴァロ・シザの建築。ポルトガルモダニズム建築家といえばたぶんシザ シザについて結局何も知らないな。

チケットを買うのにちょっと並んだ。チケットカウンターの男の人2人がカッコよかった。展示は多分2つやっていた。


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1つはTacita Deanの展示 イギリス人の女性アーティスト (名前忘れていて井田さんにきいた) 写真とか映画を展示していた。映画は、ずっとは見ていられなかったんだけど、良かった。5分も見ていなかったかもしれないけどとても感動した。

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もう1つはジュークボックスが置いてあってソファにヘッドホンがついてていろんな曲が聴けるやつ

意図とかなにもわかんなくて恥ずかしい

なんだったんだこれ


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これらは常設展示だとおもう。全部良かった。楽しかった。子供もいた。


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美術館の庭も少し散歩した。小さい売店でオレンジジュースみたいなやつを買った。おいしくなかった。テラスの向かいで中学生?が何人かでお弁当を食べていた。

美術館から出る前に、会社の同期にばったり会った。ポルトガルでよりによって会社の同期にばったり会うことってあり得るんだって思った。渋谷とかみたいな感じでばったり会った。

 

この後、なんでそうしたのかわかんないけどバスで海に向かった。

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海辺で綺麗な石を集めた。今机に置いてある。持ってきて良かった。石。

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海辺のクレープとアイスの店でアイスを食べた。生クリームがとんでもない量。

このあとまたウーバーに乗ってメインのところに向かった。乗っていたら結構混んでる道でウーバーが後ろの車に追突されて、事故った。運転手が降りてみたいな感じにしたのでそこで降りた。日常茶飯事?なのかなんなのかわからないけど話をした後に運転手も後ろの車の人も話したあとすぐ車に戻っていた。今考えると謎

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海沿いの道を歩いた。雑貨屋とかレストランがたくさん並んでいる細い道で、テラス席ではみんな昼からワインとか飲んで、美味しそうなの食べてて、良かった。若い人も若くない人も普通に共存していた。公園にしてもそうだけど、当たり前に老若男女みんなが一緒にいる感じが、新鮮に思えた。

 

井田さんが車に酔ったので水辺の椅子で休んだ。人がたくさんいた。休んだあと、吐き気どめを買いに薬局に行った。そのあとチョコレート屋さんに行って、井田さんがたしかココアを頼んだ。テイクアウトして、近くの芝生のある広場で休んだ。カップルが膝枕で寝ていたり、ゆっくりした時間が流れていた。風が涼しかった気がする。そのあと、井田さんは回復して、さっきの店でやっぱりチョコを買いたいというので、戻った。レジで会計するときに、井田さんの学生証をこれあなたの?って感じで店員が出してきた。なぜか学生証を置き忘れていた。戻ってこなかったらなくしてたみたい

チョコはめっちゃかわいくて、私も買えば良かった。鳥が書いてあって、本当に可愛かった。店の名前とチョコの写真を探します

 

この後、Wi-fiが充電切れて、私がまた情緒不安定に陥り、バッドな時間になった。本当に申し訳なかった。あまりよく覚えてない。

橋を渡ったところにポートワインの製造所がいくつかあって、その中の1つでおみやげを買った。


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タコが食べたくて入ったレストラン。井田さんがビールをこぼして、テーブルクロスを変えてもらった。店員は優しかった。なんか色々喋ってくれた。この写真のは追加で頼んだなんかすごい甘いやつ 名物っぽかったが 名前忘れた タコの写真もないし てかもしかしたらタコ食べてないのかもしれないし


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観覧車があったんだけど、乗るか迷っていたら閉店してしまって乗れなかった。この観覧車は本当に乗りたかったみたいで、こないだ夢に出てきた。ロップウェーもあったんだけど、それも乗れば良かった。広い通りではドラムを演奏しながら歩いてる人やギターを弾いてる女の子もいた気がする。ポップコーンも売っていた。こんな週末が何度もあったらいいのに


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日が暮れてきた。お互いに写真撮ったり撮らせたり誰かにとってもらったり


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これはどこから撮った写真だ?


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ケーブルカーからの景色

ケーブルカーで駅のある方まで上がって、また電車に乗って帰った。帰りの電車は多分爆睡していて記憶が何もない。

 

アルファマに戻って、宿周辺を再び散策した。

ファドのきける店を探していた気がするけどいいのが見つからなかった。

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宿の近くのお店からピアノの音が漏れていて、入るか入らないか迷ったけど、入りたいような気がしたので勇気を出して入った。f:id:anmin_shitai:20200131185734j:image

ここがポルトガル滞在でいちばん記憶に残ったtejo barというお店

中に入るとたくさん人がいて、暗かった。カウンターでビールを買ってその辺の椅子に座った。満員だった。ピアノを弾いてる人と弦楽器を弾いてる人2人とパーカッション???の人がいて、お客さんたちは目を瞑ったりして静かに聴いていた。演奏も、聴いてる人の雰囲気もすばらしかった。終わった時の拍手も良かった。途中で店に来た人がまたギターを弾いたり、急におじいさんが歌ったりした。パーカッションをやっていた人は途中で帰った。演奏者たちは適当に集まったのかそういう予定だったのか、プロなのか趣味なのかもわからなかった。

とにかく感動して多分2時くらいに宿に戻った。その夜Marisaがいたのかいなかったのか覚えてない。

 

つづく

 

20200116

 

2020という字面、未だに慣れない。

冬の寒さ、全然耐えられない。今年は全然寒くない方だと思うけどそれでも。

 

BTSが明日1stシングルを出すというのでドキドキが止まらない。MN dance companyというスロベニアのダンスカンパニーとのコラボアートフィルムというものも同時にリリースされるらしい。

2月末に、BTSは"カムバック"(K-POPの言葉でアルバムをリリースすること)をするんだけど、それに伴ってBTS,CONNECTというプロジェクトが始まっている。ロンドンとベルリンとブエノスアイレスとニューヨークとソウルの5カ所で、22のアーティストとコラボして展示会やインスタレーションなどをするという内容のプロジェクト。

既にロンドンとベルリンについては公式から詳細が出ていて、ロンドンではサーペンタイン・ギャラリーでJacob Kudsk Steensenというデンマークのデジタルアートの人のインスタレーションが始まっている。ベルリンではキュレーターとコラボしてグロピウス・バウで『Riturals of Care』という展覧会をやるらしい。

あとはアントニー・ゴームリーがニューヨークで18kmのパブリックアートをブルックリン・ブリッジ・パークに展示したりとか、トマス・サラセーノがブエノスアイレスからソウルにソーラーパワーだけで気球を飛ばしたりするらしい。

BTSが"カムバ"の一環としてこのBTS,CONNECTのプロジェクトのスケジュールを発表していたこともあって、ARMY(BTSのファンの総称)は驚いていたし、「私はアートがわからないのでコネクトはよくわかんない」みたいな感想もツイッターのタイムラインで散見された。私も発表されたアーティストについて誰も知らなかったし、BTSがまさか現代アートパトロンになるなんて思ってもいなかったのでびっくりした。BTS,CONNECTの特設サイトには既に発表されたロンドンのアーティスト・ベルリンのキュレーターとBTSのメンバーがテレビ通話する動画がアップされていた。本人たちは自分がアイドルとして活動する中で感じた所感をもとにして、素朴な質問をしていた。

RMが休暇中に各地の美術館を訪れたり、JIMINとの生放送でマークロスコの絵を見たときに感動して泣いたという話をしていたり、Vが番組でニュージーランドへ行った時に田舎町のミュージアムに1人で訪れているところなどをみていたので、本人にたちにとってもこれは不思議なことではないというのはわかった。私は例えば人に何気なくBTSの何が素晴らしいと思うの?ときかれたときには「メンバー全員が綺麗なものに対して綺麗だと言うことをすごく重視しているところ」と答えようと思っていたから、こういうのが起きるのはすごく自然だなと思えるけど、それにしてもこんなことするのかと驚いた。

BTS,CONNECTのサイト(https://www.connect-bts.com/m/index.jsp)にはこのプロジェクトの意義や目的について声明があって、"アートと音楽、形あるものとないもの、アーティストと観客、アーティストとアーティスト、理論と実践などの関係性を再定義"することが目的だと書いてあった。BTSの持っているファンダムと現代アートの接続の可能性みたいなものに共感した人たちとの企画だということになってるらしい。この企画のアートディレクターを担当しているイ・デヒョンはベニスビエンナーレの韓国館のディレクターもしていた人らしいのだけど、この企画について、ローンチ当日にロンドンで行われたカンファレンスにおいて"多様性に対する肯定、中心ではない周辺部に存在する小さなものに対する願いなど 防弾少年団が追求してきた哲学と価値、現代社会に投げかけるメッセージを現代美術の言語でさらに拡張するための歴史的な'共同展示企画'の結果だ"言っていたらしい。(こういう情報は全部親切なARMYがツイッターで翻訳してくれるおかげで手に入る)

私はとりあえずこの企画に名前が挙がっているオラファー・エリアソンが3月に日本でやる展示については行こうと心に決めたし、今日現代アートの概要について把握するための本を借りたりした。多分こういう人が全世界に何人もいるだろうと思うとその時点でもう意義はあると言えると思う。この展覧会が実際どれくらいの影響を与えるは全然わかんないし、でも世界中でBTSのことを応援するARMYの中高生が、思いをめぐらせるきっかけを作ったと思うと!

『No more dream』の「지옥 같은 사회에 반항해
(生き地獄みたいな社会に逆らえ)」から始まって、"大人が勝手に決めた夢のために走るのはもうやめよう"というメッセージを一貫してポップミュージックを通して発信してきたグループが、初志貫徹して新しいことを真っ当なやり方でやり続けてることに本当に感動してるという話をするためにこんなに長く書いたのだった

長すぎるな でもこんな人たちいないよ 涙

 

こういうのもありつつ、年末から年明けにかけて友達と会うと、みんな感覚がソリッドになっているというか、同じ流れの中にみんないるんだなと感じられることが多くて、私にとっては全部希望的だなあみたいな感じになってる。2018末〜2019頭の自分の悩んでたこと?に対するアンサーみたいなのが急に表出してきていて、だから最近はすごく元気

 

また久々にゴダール見たら感動したとか年末に溝口を観て泣いたとかもあるけど総合的にかなり元気。デヴィッド・ロウリー『さらば愛しきアウトロー』(2018)とかアサイヤスの『冬時間のパリ』(2018)も元気の源の1つになった。

 

しほちゃんとこないだ話してこれは重要だと思ったために、2019年のベスト酒場情報だけ書いて残す

船橋『ルパン』

しほちゃんが1度行って良かったというのであまり何も考えないまま入店。普通のスナックで、2人で席に座ろうとしたところ先にいたおじさんたちが一緒に座ろうというので参加した。船橋に住んでいるおじさん3人がたまに集まって飲む会が今日だったということでレアな会だった。チークダンスが昔どういう感じだったかとか、自分の孫はどうしても可愛いとかそんな話を聞いた。しほちゃんの高校のOBだと判明したおじさんがピスタチオの剥き方について教えてくれた時間が良かった。かなり高齢のママが美空ひばり『お車さん』を果てしない趣きとともに歌い上げて、自分の男に捨てられた過去について言及していた場面が感動的だった。「ママは本当に大変だったもんな」とおじさん3人がママを労う姿も美しかった。

おじさんたちは近くにあるジャズバーに1軒目は行ってたという話をしていて、行きたい!と言ったらまだやってるかもと言って席を確保してくれてから店に連れて行ってくれた展開がすごかった。スナックからすぐ近くにある店で、最近できたんだけど友達が内装をしたので知っていたとおじさんたちは言っていた。ジャズシンガーはよくわからないおばさんだったがもうすでにそれで良かった。ワインとレーズンバターを頼んでくれて、しほちゃんがレーズンバター美味しすぎる!と感動していたら2つめを頼んでくれたことが感動ポイント。そのまま23時くらいになると「女房が怒るから まだ2人は飲んで帰りなさい」とおじさんたちはお金を置いて帰って行って、帰り方のクールさもまた感動ポイントだった。

おじさんたちは地元の伝統芸能に参加していて、太鼓と笛をやっているという話で、その披露のイベントについても教えてくれたのだけどついに行くことができなかった。

 

栄『マチルダ

私たちは去年の夏絶賛サウナブームの中にいて、土井の家でたまたま読んだ『サ活』の中に出てくる『ウェルビー』という名店が栄にあるということでかなり興奮して向かったのだけど、受付まで行って男性専用サウナであることがわかり、めちゃくちゃガッカリした。そのあと『サウナラボ』という新進気鋭のサウナも栄にあることを知り、向かったのだが、19時までしか女性は入れないと言われて士気が終わった。しほちゃんがサウナの亡霊になりかけた。『マチルダ』は、そんな絶望の中サウナラボの入っている建物の中でちょうどいい飲み屋を探しているうちに見つけたジャズバーだった。

入り口にゴダール勝手にしやがれのポスターが貼ってあり、店主直筆のコメントには「甲斐バンドが好きな店主がやっているジャズバーです」みたいなことが書いてあって、全然人のいないフロアの中の開けづらすぎる扉を開ける勇気を与えてくれた。店内はかなり真っ暗で、1人だけお客さんがいたのだけど、その人はのちにプロレスファンでたまに栄に来た時にここに来る人だとわかった。

店に来る前に土井がロメールだったら『しし座』が好きという話をしていたところで、映画の話をマスターとしはじめた直後にマスターの口からその映画の名前がでたところが感動ポイントだった。しほちゃんがニースに行く話をしたら『ニースについて』にマスターが言及したのもすごかった。東京にいてもこんなに私たちと話をしてくれる映画好きのおじさんには出会ったことがなかったため私たちは感動した。

明日は蒲郡に行くと話した時マスターが急に感動してくれて、俺は蒲郡が大好きで花火大会にいつも1人で行ってるんだと話してくれて、スナック菓子を2つ開けてくれた。

昔東京でバンドをして挫折した話や、店が傾きがかけた時常連にネクタイを締めたら良いとアドバイスを貰ってそうしたら店が潰れずに済んだとかのマスターの身の上話も全く嫌味がなく聞けたし、映画が好きな若い人が来てくれるなんてやってた甲斐があるわみたいなこと言って喜んでくれたのが嬉しかった。

 

新潟『嵯峨』

めっちゃ広いスナック。1500円とかで無限飲み放題のヤバイ店。昼間からカラオケ大会などが開催されている中高年の憩いの場らしい。昼間何してたんですか?と給仕のおじさんに聞いたら「黒ミサだよ」というジョークを飛ばしてきたのがハイライト。私はグラスを割った瞬間から阿佐ヶ谷姉妹みたいなおばさんに目をつけられて行動の監視をされていたためひどく心を痛めたが今となってはいい経験だったと言える。延蔵はこの店で"男性性の消費"について考えさせられたと心を痛めていたがそれもいい経験だったと言えると思われる。

となりのカップルが不倫なのかなんなのか知らんけど女の人が「いつも好きとは言わないのに」とか言いながらキスしていたので普通にbadな気持ちになったがそれも良かったと言える

閉店の時間になってみんなが帰ったあとに、店のウェイターのおじさんたちが私たちに構ってくれて、その様子が良かった。ぬいぐるみもたくさんあるよとかくれそうになったしお菓子をくれて、オリジナルのマウスパッドみたいなサイズの下敷きを1人2枚分ずつくれた。

 

見知らぬ土地で冒険店選びをすることの楽しさを覚えた2019年の我々なので2020年も懲りずに冒険をしていこうという結論になった

大阪と京都、広島には行きたい

 

終わり

 

 

 

 

 

20191226

 

風邪をひいているクリスマスだった

風邪であろうとなかろうと今月会社に1回も行っていないのであんまり関係ないのだが…

今年のクリスマスのやる気のなさはなんだったんだ ディズニーランド行きたかったな

寒さと湿気の中で繁華街を抜けた安くもない中華屋でネギたくさん入ったあんかけがかかった唐揚げの定食を食べたい 今は

2020年を絶対に楽しくしたい

 

しほちゃんと駒込の24時間営業してるサウナ「ロスコ」に行った。無限にコントができる空間と大量の漫画とスチームパンクみたいな大浴場があった。刑務所みたいなロッカーもあった。サウナ内のテレビで時代劇みたいな刑事ドラマを見た。食事スペースのメニューや価格は良い居酒屋のそれだった。もっといたかった。でも未だに2人の中でのベストサウナ施設は舞浜「ユーラシア」のまま 超えるものを探したいので今後もいろいろ行きたい

サウナ施設巡り以上の冒険が、この東京にあるのか…と思う 深淵のようなものをみてる気持ちになる  

 

井田さんと森島さんと廣地さんとM1をみた。M1を見る前に一人で銭湯に行った。雨の中傘をさして外に出たら、絶対に銭湯に行った方がいいような気がしたので行った。ドライヤーの機械に30円を入れた直後に笑点サンドウィッチマンの漫才が始まってしまい、脱衣所の人からひんしゅくを買ったような気がした。気がしただけで実際はよくわからない。

そのあと富士そばを食べるか、適当っぽいラーメン屋で適当っぽいラーメンを食べようと思っていたけど、みんなで行った手が震えているおばあちゃんの中華料理店で台湾ラーメンを食べた。味仙・・・名古屋のことを思い出した。みんなポケモンの話をしていた。

今回のM1は去年とか一昨年とは様子が違った。ミルクボーイのネタは、今まで見たどんなものにも例えられないような新しい何かがあった。あのネタが歴代最高得点というのは。よくわかんないけど恐ろしい。2020年に置いていかれる気がして不安になった。からし蓮根の後なのに上沼恵美子が和牛にキレていたシーンが意味わからんくてよかった。和牛の決勝ステージでのギアの入れ方の間違い方は凄まじかったと思った。2人で一緒に事故っていた。始まった瞬間に2人ともオチた後の状態になってた。 あれはあれですごいカッコよかった気もしてきた

敗者復活戦の四千頭身がカッコよすぎて、あれになりたいと思った。ミキが嫌いな人はミキのなにが嫌いなのか、考えてみてもよくわからなかった。1年に1度しかこれくらい爆笑できる日がないのが不思議だと思った。あと、昔のM1のときのほうが息ができないくらい笑っていた気もした。床を叩きながら笑っていた気がする。

 

何をしてても、希望の柔らかくて滑らかな匂いが春の夜の風みたいに頭の中を吹き抜けるときと、もう何もどうにもならない・希望的なものなんてなにもないと思う時が交互に来る。何もしていないときにも来る。画面の中の物陰、街の魚屋の店主の顔立ち、信号で止まった時の車の音と自分の体の弾みなどすべてがきっかけになり得る。いつも"どっちが現実的な状態なんだろう"とか考えているけどどっちも違う でも普通の状態みたいなものがない!やばいのかな

多分やばいし普通にずっと同じ感情で生きていたい…

 

後輩が楽しそうに話していた『ビースターズ 』5話までみた うさぎの顔が怖い 『鬼滅の刃』はどれだけ面白そうでも見る気が起きてこない。

池袋でカニエ・ウエストの映画を観た ジェームズ・タレルだった。直島楽しかったなあ

イヴ・トゥモアをWWWで観た そのときにみたspeedy lee genesisさんのDJが良かった。幸福感がありすぎた。天才だと思った 私もできるならこういうことがしたい またどこかでみたい 地下の暗い場所で深夜に集まる冴えない顔の人たちをみて胸がいっぱいになった イヴ・トゥモアにしても、全然ひねくれたりとかしてない。あまりにもまっすぐだと思った 

松竹でサークとトリュフォーを観た 『悲しみは空の彼方に』のオープニング映像を胸に抱いて私は今後生きていく 病床のアニーを思い出す この映画を見たおかげでお母さんと仲直り(?)できた(単純だから) 

イーストウッドの最新作はネットフリックスで観た 私のおじいちゃんのことを思い出した

ドライヤーの映画を映画館で見てみたい。

図書館で本を借りた 

別の国で暮らしてみたい。

 

20191124

 

BTS JAPAN FAN MEETING "MAGIC SHOP"

当日のことはツイッター見ればいつでもわかるしな と思ってたけど意外に情報は限られてるし長文でまとまってるレポートがなかったから自分で記録することに

ライブの1曲ごとに自分の感想を残したいと思ったの中学生以来かもしれない 

 

グッズ販売が事前抽選制だったのでローチケで発券した整理券に書かれた集合時間10:00目指して海浜幕張に行った

駅から会場までの道のりにオリジナルグッズを売るマスタニム(未だにどういうシステムなのかわからないがコンサート会場で自ら高画質写真を撮ったらそれを使ってオリジナルグッズを作ったりしてツイッターで売ったり公開したりするプロのオタク)複数あり

みんな韓国の漫画っぽい顔をしていた 韓国人の顔、芸能人しかほとんどみたことがなかったのでこれが一般的な韓国人の雰囲気かーと思って新鮮だった 可愛い人はほとんど見かけなかった。ファンデめっちゃ白い。みんな覇気のない様子でかわいいフラッグやスローガンやブロマイドなどを手で持って立ってた。あんなに覇気がないのかなりびっくりする。挙動不審な人誰もいなかった。すごい静か。

道行く人もわりと地味で静か。ギャルとか、治安悪い系の人はほとんど見なかった。カバンに顔写真の缶バッジをつけている人は全員ジョングクのファンだった。

物販の整理列はかなりスムーズな運営でよかった。私は特に何を買うとも思っていないで並んでいて、直前でクレカ使えないとわかり終了した。ペンライトすら買う現金を持ってなかった。悲しみの即退場。セクシーゾーンの時使えたからいけると思ってた。

アミボム(公式ペンライトの名称)だけは、持ってないと意味ないと思って、かなりダメージ受けたけど、アミボムだけ売ってるブースが他にあったので普通に買えた。

アミボムだけ売ってるブースの名前、「EXPRESS BOOTH」で、一切説明なく、かなりクールだった。この世界では情弱の人は死ぬ。それでいいと思う。会場のすべてのサインが説明的じゃないデザインでよかった。

 

開場まで海浜幕張ベローチェで待機した。アミボムの箱めっちゃ大きくて抱えて歩く羽目になった。箱の中に何枚かフォトカードが入ってて、良心的だなあと思った。特典に対する意識が高いところが好き。誰だってオマケは貰ったら嬉しいから。

後ろに座っていたオタクは目当てのマスターが下のバーガーキングにいなかったことを憂いていた。道とかで物を販売したりするのは普通に違法なのでみんな隠れて売ったりしてるらしい。

私は謎に緊張してたのでお腹も空かなかったけど頑張ってサンドイッチを食べた。ファンの雰囲気からして、もしかしてまた、コンサートを見て、ハリボテの雰囲気というか、作り物の哀しさみたいのを知ってしまうかもしれないという恐れが出てきていたのでかなり嫌だった。

5月にセクシーゾーンを横浜アリーナで見たときはかなり悲しくなり、それまで持っていた熱をほとんどそこでなくしたと言ってもよかった。BTSのこともこんなに好きなのに、絶対fakeじゃないと思って信じていたのに、やっぱりfakeだったらどうしようと思ってハラハラしてた。

 

入場はスムーズで、事前にわかってはいたもののスタンドの一番上の方だったので遠いなあと思った。でもステージほぼ正面の場所だったので全体を見るには一番いい席だったと思う。

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BTSの扉の形したオフィシャルアイコンと同じ形の花道。

開場の外に目の高さより上に海が見えて不思議だった。

開場してから開演まで1時間あったので長かった。買ってきたオレンジジュースを飲んだりグミを食べたりして待っていた。私の席の周りは全員1人できている人だった。これも運営の配慮のうちかな?と思ったりした。隣の人との会話を発生させたかったが左隣は韓国人で右隣の人はちょっとめんどくさそうだったのでできなかった。みんなしっかりとした双眼鏡を持っていた。左の人はジン推しで右前の人はジェイホープ推しだった。アミボムにオリジナルのステッカーを貼ったりヘアゴムをつけているのが可愛かった。

 

開演1時間前に初めてVTRがスクリーンで流れた。流れたのは

・BON BOYAGE4(メンバーが世界を旅するドキュメンタリーバラエティ番組)のCM

・weverse(BigHitEntertainmentのオリジナルSNS)のCM

・weply(BigHitEntertainmentのオリジナル世界共通ECアプリ)のCM

・アミボムの使い方ガイド(メンバー音声でBluetoothペアリングの方法を教えてくれる)

・会場注意事項(メンバーのアニメイラストを使った会場の各種注意事項 かわいい)

・コンサートのコンセプトVTR(MAGIC SHOPというコンサートタイトルの説明VTR)

の6つ。すべてBTSに関連するもののみで作られた動画。どれも完璧に行き届いていて、素晴らしいと思った。コンサート前に協賛会社の広告の動画を流すなんて言語道断だと言わんばかりにオリジナルコンテンツのことしか流れない。入場した瞬間からコンサート体験は始まっていることをちゃんとわかってる。

同じ内容が2週したところでモニターにはコンサートタイトルのタイトルバックがずっと表示されるようになった。

MAGIC SHOPと書かれた表札がゆっくり風に揺られてるようなムービー。音楽はなんて言ったらいいのか思いつかないけどポワーンみたいな音が小さめに流れてた。ディズニーランドっぽい音。心地いい会場デザインにめっちゃ成功している涙 感動。(「MAGIC SHOP」の裏メロだった)

 

MAGIC SHOPというコンセプトについて

調べても文章は見当たらなかったので流れたVTRの記憶からしかわからないけど、MAGIC SHOPはどこかにあるセラピーショップみたいな場所で、訪れた人を癒してくれる場所

"マジックショップはあなたのどんな話でも聞きます"みたいな説明があり、「あなたの名前は?あなたの好きな色は?あなたの一番悲しい記憶は?」みたいな質問が15個くらい順番に映し出されていた。

同じようにVTRに出てきた「Course For You」(MAGIC SHOPの今日のコース内容?)には・Into the magicshop・Diagnosis・Welcome teamtime・Memory Therapy・Taste Therapy・興 Therapy・Remedy と書いてあったらしい。

このコンセプトを心からわかってるような発言がコンサート中メンバーからいくつか出てきて、すごかった。とても自然だった。この人たちのすごいところの一つは、いつもコンセプトを深く理解してるところだと思う。賢いってこういうことだと思う。

 

大量に焚かれたスモーク、15分押して本編スタート。

会場のアミボムがずっと白と紫を呼吸するように行き来していたところを、一斉に光が消えた時に あ、始まるんだ ってわかった。かわいい演出。

最初のVTRはどんなのか忘れてしまったけど、「マジックショップの扉を開けよう→リラックスしないと開きません→深呼吸して!」みたいな展開があって神だった。普通に緊張してたし深呼吸させてくれたこと本当にありがとうだった。

1  2!3!

原題は「둘! 셋! (그래도 좋은 날이 더 많기를)」=「Two! Three! (Still Wishing There Will Be Better Days)」?2016年の曲

Slow Rabbit, Pdogg, HITMAN BANG, Rap Monster, J-HOPE, SUGA

嘘みたいな綺麗事ばっかりは言えないし、アイドルだからどうせ中身ないんだろとか言われたこと全部忘れてない、でも見てな 勝手に幸せになるからな みたいなラップパートのあとサビは

괜찮아 자 하나 둘 셋 하면 잊어
(大丈夫だよ ほら 1 2 3で忘れられる)

슬픈 기억 모두 지워 서로 손을 잡고 웃어
(悲しい記憶は全部消して 互いの手を取り合って笑おう)
그래도 좋은 날이 앞으로 많기를
(何があってもこの先 良い日の方が多くなることを願って)

내 말을 믿는다면 하나 둘 셋
(僕の言葉を信じてくれるなら 1 2 3)
그래도 좋은 날이 훨씬 더 많기를
(どんなことがあっても 良い日の方がずっと多くなることを願って)

내 말을 믿는다면 하나 둘 셋
(僕の言葉を信じてくれるなら 1 2 3)

みたいな感じでマジックショップのコンセプトにぴったりの曲?

なんかカフェみたいな箱セットの中にメンバーが入っててそれが上がってくるんだけど肉眼ではほぼ見えなかった。スクリーンに映るガラス越しの顔がいつも見てるように綺麗でポワーとしてて いるんだなぁ みたいな感じだった。

1番だけで終わって箱セットから出てくる7人。白いシャツに黒いパンツの衣装。テテだけ胸に黒いハートがついていた。

 

2 HOME

Pdogg, RM, Lauren Dyson, Tushar Apte, SUGA, j-hope, Krysta Youngs, Julia Ross, 정바비, 송재경, ADORA

最新アルバムの曲 アルバムの中でも1番くらいいい曲だと思う シュガが、ラップを上手くできたから好きと言っていた曲。

サビ頭のジミン 

아마 그곳이 Mi Casa(多分そこが僕の家)

With you I’mma feel rich

がめっちゃ好き RMのパートに唐突に「I saw the ocean 」って出てくるのも好き。海って唐突に見えるよね わかる

普通のラブソングと捉えるのも、BTSとARMYの話だと考えるのもできるけど、ふとした瞬間に感じるあの捕らえどころない優しい安心感がないとなにを得てもしてても虚しいだけだ、みたいな曲に聴こえるから好き。

7人が順番に歌うことの気持ち良さが発揮されてる美しい曲

曲中の記憶ほぼなし。

このときシュガの存在を肉眼で認識し、ラップを歌っている声を聞いて、モニタで顔を見て、シュガ本当に尊い と思った。そこでちょっと涙出た。画面越しに見るのと少しギャップあった。めっちゃ優しいオーラ出てたしフワフワだった。なのにすごいラップしてた。

 

3 Love Maze

Pdogg, Jordan 'DJ Swivel' Young, Candace Nicole Sosa, RM, SUGA, j-hope, チョン・バビ, ADORA

2018年の曲 RMの「I don't wanna calculate Love ain't a business Rather like a fitness」という迷言ラップがある曲。永遠は簡単じゃないといつも考えてる、でも成し遂げよう、絶対に僕の手を離さないでね という超絶セカイ系の曲 

なんかミラーとミラーの間にメンバーが立ちながらそれが回転しつつ前進するという意味不明なセットが使われていた。どこに誰がいるのかほとんど確認できず。RMさんが激し目に鏡を叩いてるところだけなんとなくわかった。

曲中の記憶ほぼなし

ジンの髪型がオールバックなことに気づいた。顔が小さすぎる。肩幅。ジミンは初日とは違ってフワフワのヘアセットだったので、そう来たかと思った。

 

4 134340

Pdogg, ADORA, 정바비, RM, Martin Luke Brown, Orla Gartland, SUGA, j-hope

2018年の曲

134340は冥王星小惑星番号らしい 冥王星ははじめ惑星認定されていたのに、その後考え直されて認定を外された過去があるらしい それを知ってユンギが歌詞を書いたのかな?

난 맴돌고만 있어(回ってばかりいる)난 헛돌고만 있어(空回ってばかりいる)

ってサビのジミンが良い。シュガの会話パートも切なくて良い。

手前のサブステージに歩いてきたのでよく見えた気がする。衣装のシャツの袖についてヒラヒラする長いリボンがメンバーによって微妙に違うデザインになっていて、遠くからでも見えるのが綺麗だった。シンプルな衣装だけど計算されていると感じた。記憶はほぼありません

 

このあと挨拶、MCとトークの時間があった?ハケなどのタイミングもなにをしゃべっていたかもほとんど思い出せない!

K-POPアイドルの日本のお父さん的存在とされている翻訳家の古谷正亨さんだけステージに出てきて、マジックショップの説明やBTSがビッグになったことについての話など少ししていた。MAGIC SHOPでのWelcome teamtimeの時間というコンセプトなので、チャイム鳴らして出てきたメンバーにお茶を勧める古谷さん→飲むメンバーたち

ジンが大げさに「やっぱりマジックショップの名物はお茶ですね」と台本通りの発言を誰かの発言を遮ってまでしていて可愛かった。誰かが「コンビニのお茶の味がする」って言ってからあーこれはコンビニのお茶!みたいな流れになってかなり可愛かった。このいつものフワフワの会話空間を生で見られているのが感動だった。

BTSのヒーリングソングをみんながリクエストするという企画で、椅子に座ってもらったボードにリクエストを書くメンバーたち 椅子に座る前、座って良いですか?とホソクが聞いていたのがマナーありすぎて感動した。足組んで何か書いてるジンがスクリーンに映っただけで会場が絶叫に包まれた時、かなりよかった。テテはピカソみたいなイラストを描いてカメラに見せて笑っていた。それを見たジミンは古谷さんの似顔絵を書いて提出していた。結構うまかった。古谷さん「こんなに髪薄いですか?」に対してジミン「同じ同じ〜!」と言ってて失礼でかなり最高だった。

メンバーのリクエスト曲が順番に紹介されてみんなで聴く時間。シュガが「この曲は想い出がいっぱい詰まっているので、この曲をリクエストしました」とかなりしっかりした日本語で話してる姿が良かった。「이사(引っ越し)」をリクエストしてたのが良かった。ユンギが練習生時代のことや新人の時の話をするのが好き。自分の歴史を大事にするタイプの人。「for you」でテテが踊っていて可愛かった。自分のリクエスト曲流れる前にテテが「早く早く!」って言ってたのも可愛かった。他の人の部分は全て忘れました

ARMYのリクエストも聞かなくちゃね!みたいなフリで各々叫ぶARMY、「ん?Tomorrow??」という茶番をするメンバー かわいかった

 

6 Tommorrow

Supreme Boi, Rap Monster, J-Hope, SUGA

2014年の曲

20대의 백수는 내일이 두려워 참(20代のニートに"明日"は恐怖でしかない)

というすごい歌詞があるな この訳が正しいのかわからないけど 挫折に対して「諦めるな」とだけだと普通なんだけど、「離れるな」「遠ざかるな」って言い回しがBTSっぽいと思う。

後半ステージに集まってしっかりしたダンスパートが始まったときに大きい歓声が上がっていたのが良かった。最後空を指差すポーズで終わるんだけどそのときかなりカッコよかった。記憶はほぼない

 

階段から降りて行くメンバー 衣装替え コンセプトVCR始まる

ジミンが店主のマジックショップにジョングクが訪れて、他の5人のセラピー部屋でセラピーされるみたいなムービー。店主のジミンが可愛すぎて涙だった。ナムとジェンガしたり、テテに写真撮らされたり、シュガとソファで瞑想(??)したり、ジンとイートジンしたりするジョングク でもどれもしっくりこないという顔をするジョングク どうやって終結したのか忘れたけど、鍵?をもらって扉の向こうに1人で行くグク? 扉の外で見送る笑顔の6人

映る人が変わるたびにみんな超大きい歓声を上げていて本当にすごかった。

 

7 We are Bulletproof  pt.2

pt.1(原曲)は前身?の曲でRMしか参加してなかったらしいけど詳しいことが調べられなかった。

この曲シンプルに好き みんなのラップが見れる 最後のホソクとジミンとグクのソロダンスパートが見どころとされる曲。サビ前のホソクかっこいい。ジミンってよくサビを歌ってるな。本当にいい声。メンバーそれぞれの自己紹介みたいなパートで構成されている 記憶はなし

 

8 JUMP

SUGA,PDOGG,SUPREME BOI,RAP MONSTER,J-HOPE,KM-MARKIT

名曲 SUGAのラップが好き ジミンがセンターで踊るとき、凄い動きをしてるのを見ていた。ジョングクの曲っていうイメージがある 記憶がない。

 

9 Airplane pt.2

Pdogg, RM, Ali Tamposi, Liza Owen, Roman Campolo, HITMAN BANG, SUGA, j-hope

フェイバリットソング 普通に韓国語だったので嬉しかった。これ一曲で言葉多くなく今のBTSを完璧に表現していて美しいと思う。テレビで見るセレブ自慢と本当にかけ離れた場所でセレブやっててくれてありがとうとしか思わない。1サビナムジンの掛け合い。めっちゃ笑顔になってしまった。私が大好きな2番のシュガとジミンの掛け合いパート、記憶なし。1番でジミンがマイクを持ったところの記憶しかない。この曲短い。

 

ここなのか忘れたけどまたトークがあって、MAGIC SHOPにメンバーが悩みを相談するコーナー また鳴るチャイム、ジミンが「誰か〜 (ドア開けるのが)めんどくさいよぉ!」って言ってて可愛すぎた。めんどくさいとはなんですか!?って古谷さんに突っ込まれてその後すぐ「嘘だよぉ!」と言って古谷さんの近くに立って「会いたかったです♡」って言ってた 頭おかしい 天才としか思えない

グクの悩み:ARMYのことを考えると夜眠れない

ジミンの悩み:今も十分なんですけど…今でも本当に十分なんですが…(何回も)あとちょっっとだけ身長が高くなりたい あとちょっっとだけです

→沈黙するマジックショップ、怒って切ない顔で何度もこちらをみながら去るジミン

テテの悩み:ヨンタン(飼い犬の黒い小さいポメラニアン)に早く会いたい

→古谷さんがヨンタンのモノマネする→テテ「古谷さんは、ヨンタンじゃない...」去る

ジンの悩み:自分がイケメンすぎて困る

シュガの悩み:今鍛えてるけどメンバーで1番いい体になったらどうしよう

ボディビルダーっぽいポーズをする小さなシュガ シュガがふざけたときにちょっとだけみんなが静かになるいつものあの雰囲気に包まれる会場(神)

RMの悩み:今もARMYに会ってるのにもう会いたい(意味不明なほどロマンチスト) 言う時かなり照れててそんなに照れるならもう言うのやめなよ涙と思った 超かわいい

ホソクの悩み:昨日、ちゃんと自分の気持ちがARMYに伝えられていたのか心配

→前日が雨でパフォーマンス落ちたと思ったのか、驚きの発言 それまでのどちらかというとテンプレっぽい発言から転じて、全員自分でコメントを考えてるんだ、ってこのホソクのコメントでしっかり確認できた。

みんな捌ける時かなり適当な感じで捌けててそれがウケたし良かった。

 

10 Intro.Skool luv affair

ラップラインのキャラソンみたいな完璧な曲 泣ける!!ホビが村上隆の花のパーカーを着ていた 1人1人のパートが超わかりやすくパーソナリティ出ててかなり愛おしい。PERSONAのイントロでも引用されてるナムパートのトラック感動した。3人が横に並んだ時のかわいさが尋常なものではなく衝撃を受けた。少し小さいシュガと華奢すぎるホソクと少し身長高いけど頼りなさげなナムジュン この王道じゃなさ、サブキャラ感、なのに完全に主人公。本当に最高!この3人がいつも作詞してラップしてるなんて可愛すぎる。正直今まで動画でTearとかDDAENG(땡)とか観てもいまいちハクがないというか、ラップラインの魅力わかってなかったけどこの時めっちゃわかった。あんまり誰も観てなかったようで意外にみんな観てたマイナーアニメみたいな良さがある。

 

11 Dimple

Matthew Tishler, Allison Kaplan, Rap Monster

ボーカルラインの神曲 RMさん作詞ありがとう えくぼが最高なので君の存在自体がillegalというシンプルアイドルソング

천사가 남긴 실수였나 아니면 진한 키스였나(天使が残したミスなのか それともキスの後なのか)

なんてかわいすぎる。これをこの4人に歌わせようと思うRMのプロデューサー精神。ボーカルラインの儚さ。RMがジミンに書いたSerendipity然り、メンバーがメンバーのプロデュースをしていることが本当に嬉しい。

振り付けも神なので記憶がない涙 振り付けの構成、特にサビで重力に負けるみたいに移動するステップが大好き。曲が始まる前にジミンが「僕たちが見せますよ!」って煽りしてて唯一その時だけ私がキャーって言った この曲やる前にそんな張り切るのかわいすぎるから

 

12 Pied Piper

Pdogg, Jinbo, Kass, Rap Monster, SUGA, J-Hope, HITMAN BANG

最強のアイドルソング 説明不要

回転するステージとスタンドマイク、そのあとサブステージで最後ダンスがあった このぐらいの時から会場が小さく感じられ始めた。やっと目の焦点があってきた?みんなそれぞれ踊っていた。ジミンを見ていたら踊っていて、シュガを見たらシュガも踊っていた。シュガが踊っているの本当に尊い。ベレー帽被ってて1億倍尊い。ラッパーだしあんなシャイな性格なのに普通にダンスしてる。RMの歌詞変が話題になっていたがもちろんわからなかった。ジミンの関節の動きは遠くから見ても尋常なものではなかった。

 

13 Let Go

UTA・HIRO・JUN・SUNNY BOY

日本オリジナル曲 サブステージでフル振り付けあったのでずっと見ていられて幸せだった。これがBTSのダンスかーと初めて実感した。繊細さと大胆さ。人間って感じほとんどしない。今日のために僕たちが準備してきました!とグクかRMが言ってた気がする 4日間の日本のコンサートのために日本語の曲3曲しっかり練習してくれるところが良心的すぎて涙だった。

 

14 Wishing on a star

Matt Cab・Willie Weeks・Daisuke・Rap Monster・SUGA・j-hope・日本語詞:Km-Markit

日本オリジナル曲 逆に日本語詞じゃない部分かなり少ないけど一体?歌詞を書いてから翻訳したのかな 最初の日本オリジナルアルバムの中の1曲 ヒーリング曲リクエストでオリジナル曲たくさん出してくれたり、この曲も選ばなそうな曲なのにやってくれたり、日本での活動と歴史をちゃんと大切にしてるのが伝わってきて感動できる。スクリーンに映るメンバーに被せて半分透けて星空とかオーロラが映し出されていて綺麗だった。

 

15 Boy with luv-Japanese version-

Pdogg, RM, Melanie Joy Fontana, Michel ‘Lindgren’ Schulz, パンシヒョク, シュガ, Emily Weisband, ジェイホプ, Halsey

今年の1曲 私はこの曲の動画を毎朝見ながら道を歩いていた時期があった。この日間違いなく1番いいパフォーマンスでもあった 7人がスタジアムを完全に掌握している瞬間を見た。ステージが近くに思えた。ジミンがニコニコしてるの見た。1サビ前のSOPEモーメント見逃さなかった。今回はホソクが手のひらの上にシュガの顎を乗せてて、シュガは真顔だった ふざけてる 可愛い 日本語のラップ部分、シュガはどうせちょっと覚えてないだろうなとか思ってたのを反省した 完璧に歌ってた。サビのARMYの声かなり綺麗だった

 

16 Best of Me

Andrew Taggart, Pdogg, Ray Michael Djan Jr, Ashton Foster, Sam Klempner, 랩몬스터, HITMAN BANG, SUGA, 제이홉, ADORA

チェインスモーカーズとのコラボ曲 サビの

하루하루 여름, 겨울 넌 몰라도 (1日1日、夏、冬、君は知らなくても)

You got the best of me

のところ綺麗すぎる 過不足なしの多幸感 こういう曲の歌詞の繊細さがかわいい

 

アンコール VTRはMAGIC SHOPで7人がパーティしてるところ 適当なダンスとか あとテテが撮ったメンバーの写真 見てるだけで笑顔に

 

それとは別にどこかのタイミングでMicrokosmosのトラックが流れながらのアニメVCRがあったんだけどどこか忘れてしまった。宇宙の中のバス停でバスを待ったりするかわいいアニメ 鏡に映るのが3次元のメンバーで、反転したような世界の映像 それも綺麗で良かった。

 

17 Lights

UTA/Yohei/SUNNY BOY

2019年のシングル 最新の日本オリジナルソング 宇多田ヒカルっぽい名曲 特にシュガのラップパートは最高で

眠れない夜なんて あり得ないと思っていた

でも嘘じゃないみたいだ

そしてまたget stronger 愛ってなんだろう?

答えがもしそこにあるなら すぐ知りたい

ってところが大好き ジミンの「でも弱さを見せる時もある ありのままでいいのさ」のボーカルテイクも神がかってる 

ライブ用にイントロがアレンジされていたのが嬉しかった。たった4日間のために。サビでまさかのメンバー全員客席に背を向けて、正面のカメラを通してモニターに手を振ってるみたいなすごい演出があった BTSとARMYはいつも同じ方向を向いているという意味なので最高だった みんなの笑顔 訳の分からん多幸感 グクはみんなが一緒に歌ってくれるのが好きなんだなあと見ててなんとなく思った。

 

エンディングメント 

テテのメントがすごすぎて、他の記憶が大体飛んでしまった。

アミ…僕の目を見ろ!

僕は今日は雨が降らないようにと神様にお祈りしました

神様が僕の願いを叶えてくださったようで嬉しいです… 終わりです。

いつでも僕はアミのもの

愛してくれますか?愛してくれますか?

と言ってました。そのあとジミンが横から「天使は僕です!」と言って本当に嬉しかった。ジミンは自分が天使で、妖精たちのとりまとめをしてるという謎コンセプトをずっと貫いているのを知っていてそれがすごく好きだから。テテは「僕の神様は、もっと上にいます」とマジレスしてジミンは「それ僕の社長…」と言ってた 天使にも階級があったんだ

ユンギのマイク囁き芸もかなりすごかったんだけどなんて言ってたかは忘れてしまった ただ、台本感がないというか、もちろん台本ではあるんだろうけど、違和感が一切なくて、みんな普通に自分の言葉で喋っていて、好感しかなかった。

 

18 Magic Shop

ジョングク, Hiss noise, RM, Jordan 'DJ Swivel' Young, Candace Nicole Sosa, ADORA, j-hope, SUGA

この曲は作詞にジョングクが入ってるのか 本当にいい曲だから全員が聞いてほしい 

https://www.youtube.com/embed/1GODrWmxv8c

So show me と I'll show youの掛け合いのヒーリング効果生半可なものではなかった。Music & Artists fo HealingというBig hitのコンセプトは常に一貫している。尋常ではない多幸感

 

終わってゆっくり歩きながら会場全体に挨拶して回る7人 上の方に手を振ってくれるテヒョンとジミンを見て本当に子供みたいだと思った。帰り際、また箱の中に入るメンバーたち ガラスの窓に息をハァーってして♡とか書いててかわいすぎて涙が出た 

終焉したあとのVCRはなし スクリーンにはRPGクリエンディング後のカードみたいな画面が表示されていて、7人の写真と「Remedy: ARMYの美しい歌声に癒された。」みたいなコメントが書いてあった。ディズニーランドの乗り物降りた場所にある「冒険はまだ始まったばかり!」みたいなサインにも似てる。こういうささやかなセンスがめっちゃ良くて信頼できる。

 

全編を通して完璧な進行。

本気でコンサートを進行したらこんなに美しくまとめられるものなのかと思う衝撃。今まで見たどのコンサートよりも進行が滑らかだった。心がポカンとする一瞬が一度もない。なんだろう?って客席がザワザワしたり、暗転して一瞬現実に引き戻されるようなあの魔の時間が一回もなかった。だからこそなのか終演後まで続く穏やかな気持ちと浮遊感と多幸感。感動的だった。

コンサート体験に対する生半可ではないプロデュース意識。 私が昔感じていたディズニーランドってこんな感じだったよなあと思う 1つの置物に込められた小さいサブストーリーとか、隠れミッキーとか、全然宣伝されてない店で売られてるコーンスープとか、そういう抜け目なさと世界観への忠実さ、サービス精神。weverse上に会場の各ブースの待ち時間が表示されてるシステムなんかは完全にディズニーランドだった。そういう世界観を完全にわかってるメンバーたちも本当に素晴らしい

でもそういうあらゆるサービス精神とは全く関係ないところにコンサート自体の目的は置かれていて、アーティストが何かを観客に見せるショーとしてではなくて、あくまでも相互的なコミュニケーションの場所と定義されている。その目的への本気度合いというか、"まあそうはいっても所詮は、演者と客だから"みたいな考え方が一切感じられないところがすごい。心に冷たい風が吹くことがない。それがいつも本当に嬉しい。実際生で見てしまったときにアラが出るのではないかと思ってたけどそんなこと一切なかった。メンバー達からも、ステージを歩く美形の僕をみんな見てる??みたいなナルシシズムが一切感じられなくて、それは普段画面を通してもずっとそうなんだけど、素朴さにびっくりしてしまった。異常さすらある。あくまでも同じ人間同士として接する感じ。だからこそ逆に出てしまう2次元感。あの佇まいに関して何が影響してるのか全然わかんない。ただ基本的にずっと気の抜けている感じがロックスターっぽいっていうか、ぽやーとしてるのに本質に迫ってるみたいな力の抜け具合がめっちゃカッコいいと思う。

コンサート=非日常、という考えがなくて、その哲学のおかげで、終わった後も全然悲しくなかったしまた早くあの時間に戻りたいみたいな渇望感もなかった。とにかく満たされていて、それが次の日もずっと続く感じ。これは本当に不思議な感覚だと思う。

マーケティング意識の凄さはしっかり感じられて、入場の時配られたカードのQRを読み込むと簡単なようで詳細なアンケートが出てきて、それに答えるとweplyでいくらかのキャッシュバックが受けられるシステムがあった。アミボムの中にも同じようにキャッシュバックのあるQRカードが入っていた。

モニターの演出センスも本当に可愛くて申し分なし、VCRももちろん本当に可愛くて楽しいものだけ

あとアミボムのペアリングが本当に綺麗で、コンサートに来てるのにイルミネーションも見れてマジでありがとうと思った。ライティングのセンスも最高で泣きそうになっちゃうような光り方を何度もしていた。Skool luv affairのホソクパートで虹色に光る会場が本当に最高だった。

ファンの地味さというか静けさみたいなのもすごかった。ただ歓声と歌声だけは本当に大きかった。レス貰ったみたいなくだらない文化もないように感じた。レス貰わなくても全体的にコミュニケーションしてるから問題ないと思えるのかな?不思議だった。向こうから、女と男って感じで接してくるようなことが本当にただの一度もないからなんだろうか。比べるのは本当にお門違いだと今回のコンサートでわかったけど、セクシーゾーンのコンサートのあの「女子供を相手にしてる感」は本当に恐ろしさすらあった。あの空間には女か男かしかなかったなと思う。

「IDOL」でアイドルでもアーティストでもなんでもいいよみたいな宣言してたけど、たしかにアイドルでもありアーティストでもあって不思議なオーラがある。アイドルの皮を被ったアーティスト、って感じでもなくてしっかりアイドルの側面もある気がすると思った。

日本活動が6年目??とかとはいえ、ほぼ全編日本語だけで話していたメンバーがすごいと思った。シュガは前回のコンサートでは最後のメントを韓国語でしていた気がするけど、今回は日本語で喋っていた。RMさんは英語も喋れるしトリリンガルと思うと本当カッコいい 

会場にいる人に拍手という概念が存在してなかったのもすごかった 私しか拍手してなかった 凄い

 

また来週MAMAでBTSは名古屋に来るみたい

テテは帰りの飛行機で靴のかかとを踏んでいた。

年末の歌謡祭やジングルボール出演など楽しみがたくさん つぎのカムバックは初めから立ち会えると思うと本当に嬉しい。次はどんなコンセプトが来るんだろう。