20180520

 

土曜、ceroのフリーライブにお父さんのバイクで向かっていたら途中でバイクの内部から煙が出てきて、シートを開いてみると中が燃えていた。六本木にたどり着くことはできなかった。

お父さんが焦ったりしているところを見たことがない カッコいい。

 

仕方ないので近くの駅で『君の名前で僕を呼んでルカ・グァダニーノ/ジェームズ・アイヴォリー(2017)を1人で観た。上映中、前の席の老夫婦がずっと会話していて耳障りだったが途中で退席していった。

映画はとてもすばらしかった。今まで観たどんなラブストーリーよりも正しいラブストーリーかもしれないと思った。ほとんどの恋愛映画で、主題が本質的に恋愛そのもののことにある場合というのは意外に少ないのかもしれないと思った。それに対して、これは本物の、恋愛そのものに関する映画だった。すべての台詞がよかった。脚本が良いってこういうことなのか。ラストのほうの主人公の父の言葉が説明っぽいという意見をいくつか見たけど、全然違うと思う。映画の説明をするための言葉なんかじゃなくて、もっと美しい関係性の中に置かれてある言葉だった。撮影も言わずもがな、良かった。自然の風景が本当にちゃんときれいだった。自然をきれいに撮ってるっぽく見えても本当は全然きれいに撮れてないってことは往々にしてある。

はじめのキスシーンが本当によかった。エリオ=ティモシー・シャラメの喜怒哀楽がすべて上品でよかった。俳優のすごさもあって、意外なほどに嫌みが全くなかった。オリヴァーからエリオに向けて、"みんなが君ならいいのに"みたいな台詞があったけど私もそう思った。オリヴァー=アーミー・ハマーのほうは、エリオよりもずっと俗っぽくて普通って感じのキャラクターだった。

後半のダンスシーンもとても好き。

"LGBTの恋愛"とか"画の美しさ"とか、人が重要だとか価値があるとか感じそうな要素を存分に持っていたからこそこの映画は多くの人の賛同を得て撮影されたり公開されるに至っていると思うけど、そういう要素に尽くすようなつまらないものじゃなくて、もっと複雑な豊かさを持っている映画だった。

主人公の母親と父親の善良さが不気味なレベルだったのが気になった。たしかに本来世界は当たり前のようにそうあるべきだと思うけど、なんか怖いので、原作を読んでそこの部分を理解したい。

エンドロールは別にそんなよくなかった。

 

今日は『天国はまだ遠い』濱口竜介(2015)と『映画に愛をこめて アメリカの夜フランソワ・トリュフォー(1975)をみた。濱口竜介の新作はやく観たい。トリュフォーの映画に出てくる女の人が本当に好き。賢い上に残酷だけど愛に満ち溢れている。

 

去年友達にかなり迷惑かけながら作った映画をやっと書き出しできたのでよかった

なんにもわかってないし雑だし全然だめだけど、自分では本当にすきだから作れて嬉しい。

技術あるものを仲間にしたのちにまた映画を撮りたい。自由とか別れについての映画がいいと思う。

https://youtu.be/MnMjjknguWc?vq=hd1080

 

 

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20180513

 

雨。また風邪。結構つらい。

 

丸の内ピカデリーで家族と『レディプレイヤー1』をみる。3回目。この映画を見た感想が「日本人でよかった」的なものである人は、『グッドウィルハンティング』で感動してそう。

"こんなにもシンプルで大事なことを、なんでみんなわかってくれないんだろう、どうしてみんないつも、諦めた顔で冷笑してくるんだろう"という私の日頃の怒りとシンクロしている内容だから見に行きたくなるということがわかった。これを偽善という人は、いまの世界のシステムにある種洗脳されながらも自覚がない人

終盤の、契約書にサインしないところでいつも泣いてしまう。知識を持ってるってこういうこと、歴史を知るってこういうことだろう、と思って感動する。

「これは僕の世界だから」というパーシヴァルのセリフは、ファンタズミックのミッキーの「君がどんなに強くても、これは僕の夢なんだ」っていう私が大好きなセリフとおなじ。

サイモン・ペッグが『ホット・ファズ』の主人公ってことに今日やっと気づいた。

 

そのあと渋谷らくごに行った。今月2回行った末廣亭深夜寄席はそれはそれでとてもおもしろくて快適で素敵なものだったけど、今回は二つ目の噺家しかでていなかったので全体的にずっと質が高くて面白かった。

 

メモ

柳家わさび 声が小さい人。貧乏長屋の話。「黄金の大黒」

桂春蝶 上方落語の人。声が大きくてひな壇芸人みたいなエピソードトーク  日本の客が世界で一番笑わないと言ってた。笑わなくていいのは平和だからとか。今まで見た人の中で一番アクティブに動いてた。また見たい 「野崎詣り」

橘家文蔵 枕がほぼ汗を拭きながら暑いと言ってただけでかなりうけた。上等な辛口の日本酒を飲みながらゆでたての枝豆を食べつつ「大谷くんすごいねぇ」とか言ってるシーンがあって世界一幸せな時間じゃんと思って感動した 「馬のす」

瀧川鯉八 めちゃくちゃ独特な語り口で新しかったし、独特な話の展開もかなり好きだった。もっとたくさん見てみたい。ポップな落語なので中高生にみせたらかなりウケるとおもった 「長崎」

 

落語は本当に良い ほんとは畳に座りながらみたかった。

WOWOWで早朝らくごという番組が毎朝放送されているらしいので明日予約してみる。

 

今日は財布を忘れたまますごした。

 

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20180503

 

この何日かで私を元気付けたもの Violet Chachki、『野いちご』の息子の妻マリアンヌ、トリプルファイヤー吉田、オードリー若林

 

ダブルスタンダードは一番苦しい。自分が作りあげた幻想の籠の中で生きることは苦しい。

ばかばかしい考えが頭から離れない。孤独になれということなんだろう。孤独になれないといけない。そうじゃなきゃつまらない。

生まれた町のせいにしたりするのは簡単だな コンプレックスってこういうことなのかな?本当は私は、私を取り巻く全てや、私のことがいちばん大好きなはずなのに。私が好きなものがこの世でいちばんすばらしいはずなのに。 

 

こんなに 私 が出てくる文章、他人のものだったら絶対に読みたくないなー

 

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20180425

 

もう4月。

夜は寒いのであまり気分は上がらない。

 

一昨日『レディ・プレイヤー1』2018 スティーヴン・スピルバーグ を観た。今の時代にお金を惜しまずに作るCGはかなりすごいということがわかった。胸アツ展開が次々に起きて気づいたら終わってた。"現実だけが本当のリアル"であることは、やっぱり何度考えても、どうしても逃げられないことなんだということを伝えたかったのか。

授業でみた『カップルズ』1996 エドワード・ヤン も本当に良かった。最高のキス ここでもない、でもどこでもない場所にあるキスだった。たとえ生き残れたのが1人だったと考えても、ほかのやつらもみんないいやつだった。映画の中の死は、現実の死とは、全然全然全然全然違うものだ

 

今日は天気が良すぎる。

 

昔は自分の中にしか、もしくは家族と自分の中にしか本当のことはなくて、すべてはだいたいちょうどいい距離でガラスの外側にあった。自分が、眺めているだけであることにフラストレーションを感じたことは一度もなく、ただ誰かもまた私を眺めるしかないということにむしろ心地良い感触を持っていた。でも、目を合わせてくれない人たちにはいつも少しだけ怒っていた。今になって、それはわりとよく普及しているコミュニケーションの方法だということを知った。私はただ素直に喋っているだけだった。家に帰ったらご飯を食べて雑誌を読んでから寝た。

つまり、今も何も悲しむことなんてないはずだということを私は信じ込もうとしていた。

泣いても叫んでも変わらないことをどうにかしようとは思えない。でもだから、悲しむことなんてないはずだと私は信じていた。

本当は何も知らなかったほうがよかったはずだなんて思うのは臆病だと思った。でもそれでいてそれらすべてを慈しむような態度にはとうていたどり着けそうにない。

でもきっとただ戸惑ってるだけだよ。

 

 

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20180326

 

やっぱり頭混乱してるけど、混乱してるだけでは本当になんにもならないから、動をうまく静にドライブしていかないとなんにも始まっていかないという部分があること、それをコアに持っていないと毎日意識がある意味がない。

 

昨日早稲田どらま館でロロ『いつだって窓際でぼくたち』を見た。町の花火を待つ高校の教室なんて演劇でも見ないともう行けない場所。学校なんて意味のない箱で過ごしていたこと、偶然同じ時にその中にいるなんてたまたま同じ町を歩いてるのと同じようなことだから、実質まったく関係のない人と同じ日に同じ場所にとどまって花火のカケラを見つめるなんて奇跡みたいな話だ。いつ高みるのは3回目だけど、誰がどんな人でも誰も否定しない、ほんとにユートピアみたいな世界だなといつも思う。現実では、同じ学校に通ってるってだけであんなに壁なく会話できるなんてわけがない。でも本当は誰とでもあんな風にコミュニケーションしたい。

カケラからするあてもない妄想を誰かと共有できるってそんなに素晴らしい時間はないでしょう。なんのためにとかそんなことあるわけないよとか誰も言わないんだよ。"群青"はあの日の夜、どうしようもなく嬉しい気持ちで布団に入るだろうなと思った。

 

春の夜に飛び交う細かいカプセルが喉から鼻に突き抜けるのが阻止できなくて、小さな暗い海で波が押したり引いたりするのを見ていることしかできなくて、その中でいつ高みたら気持ちが本当にピュアになってしまった。演劇のしくみ自体に尊さ感じて無性にありがたかった。

 

いまはゆるふわギャングを聞いてる。私もはやくゆるふわギャングになりたい…

 

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20180321

 

もう3月21日になってしまった‼︎

私の家はマンションの4階にあるので、ずっと家にいると地球で生きてる感じがしないということに気がつきました。

1階と2階がつながっているメゾネットタイプの家 住みたい。

グラン・トリノクリント・イーストウッド/2008 と『モアナと伝説の海』2016と『秀子の車掌さん』成瀬巳喜男/1941 と『イップマン・序章』ウィルソン・イップ/2008 と『2/ドゥオ』諏訪敦彦/1997みた。(『月世界旅行』と『工場の出口』もみた)

諏訪敦彦初めてみたけど面白かった。即興演出が主とは知らず台詞の置き方がすごすぎると思って見てた。サックスの曲がかっこよかった。

流石にみすぎだったな、情報過多で混乱してしまった。

このところはもうめんどくさいからはやく大人になりたい。内容の問題ではなく外への接触の仕方に問題があるだけだという確信が付いてきたので、あとは何度もやってなじむしかない。

でも本当はこんなこととかはどうでも良い。でも今はもう疲れたので寝る。

 

 

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20180317

 

さっき、本当に穏やかな波のなかで自分にはなんにもないなーと棒読みの気持ちで思っていたけど、やっぱり焦燥感はそんなに生まれてこなかった。私が求めているコミュニケーションは、どうやら気軽な日常会話の中で叶うようなものではないらしいということがやっとわかってきた。みんながなんとなく共有しているらしい社会の枠組みをだいたいここだろうという場所に措定するのに時間がかかりすぎてそういうことをわかるのがいつも遅い。映画は、芸術とかそういうこと以前に、私が求めてることをするのに一番手っ取り早い方法に思える。でもほんとはそんなシンプルなことじゃないんだろうとも思う。

 

本物の美人には、なぜか深刻な闇の気配がしていて、綺麗な歯並びで笑顔でしゃべっているときにも他人をよせつけないような影が落ちてしまっているということがたまにある。屈折してるとか捻くれてるということではなくて、とにかく誰も近づいてこないでくれと疲れながらもしくは心底冷めながらじっとしながら願ってる感じ。前はただ私に全然興味ないだけなのかなと思ってたけどそういうわけでもないみたいだと最近思いはじめた。でもわけが知りたいと強く思わせるような暗さじゃないので興味はわかない。

超・無理してます!って顔に貼ってあるようなテンションで明るく話してくる人に昨日会ったけど嫌だった。その人を誇張したものまねがあったら大きい声で「嘘なんですけどねーーー!!!」って何回も叫んでる感じになると思う。誰も幸せになってないことに早く気づいてほしい。

 

『ムーンライト』の感想で、人間の本質的な救済はそんな浅瀬にないだろうが、というのを見た。私もそう思った。んだけど、その浅さしかありえなかったことの悲しみということにまで話が及んでる可能性も少しだけあるかもしれないと思う。元気だと言っておいて空元気なのかな?と思わせたり、結局どっちでもありえるなと思わせられる作者は色気があるなと思う。

 

焼肉食べたいなー

 

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