インフルエンザになった
久しぶりになった気がする。
発症した日が祝日だったので何もせずベッドの上にいた 熱が高い時はやっぱりハイになって楽しい。
今年は本を読みたいと今の段階ではまだ思っている でも本の選び方が壊滅的にわからない。ヘッセ『デミアン』読んで面白かった。いま林芙美子『浮雲』読んでるけどやっぱり結末がわかってるとイマイチ乗り気にならないな。
年末に松竹でみた成瀬巳喜男『浮雲』(1955)かなり最高だった。人が不都合な事実を一瞬のうちに体全体でスっとわかってしまったときを描写するのが上手すぎる。怖い。病に伏しているときの高峰秀子綺麗すぎてどうかしていた。それにしても怖い話。厄落としした感じ。伊香保が出てきたので伏線回収だ!と思った。
図書館で借りてみた溝口健二『近松物語』(1954)も最高だった。演技とか間が極上のコメディって感じでケラケラ笑って見てるうちにストーリーや登場人物の行動や言葉でだんだんなぜか泣けてきた。別にいい話でもないのに。ラストで裁きにあいにいく2人を見ながら「あんな幸せそうな顔見たことないよ」って元同僚が言っているけど、そのシーンの2人は全然笑ってなくて一見幸せそうには見えなくて、それが良かった。
前に見た『噂の女』と同じ年に公開されている!?のに全く違う作風…?で不思議だった。他のも近々観たい。
先週イメージフォーラムでジャン・ヴィゴの短編?3本観た。『新学期・操行ゼロ』(1933)楽しかった。カメラワークがハリーポッターっぽいところがあった。ジャンヌダルク役の子可愛すぎた。
『エターナルサンシャイン』ミシェル・ゴンドリー(2004)はなにも良くなかった。ミシェルゴンドリーが絶対好きじゃないのに知らずに観てしまったのが間違いだった。
『ニセコイ』河合勇人(2018)は驚くほどおもしろくなかった。CMで見たシーンだけ見てたら映画が終わった。シーンの繋ぎ方をてんでわからない人が撮った映画みたいだった。シーンの終わりに全部 終わり…です!(照) って感じの間があった。驚きだった。コメディ映画らしいけど客席から1度も笑い声聞こえなかった。
中島健人くんには2019年も頑張ってほしい
いつもありがとう
3月のポルトガルのチケット取った。かなり、ドキドキする。ペソアの詩集読んでる(ポルトガルの詩人)