20180911

 

明日バイトだと思ってたら明後日だった。

気合いを入れないとバイトいけない

今日から秋になったらしい。

 

先週水曜?『きみの鳥はうたえる』みた。武蔵野館満員だった。ほんとにすごかった。音がとにかく良かった。映画見終わった後、聞こえてくる街の音がすべて新鮮に聞こえた。体に嬉しい感覚。

明け方、フラワースタンドの匂いに嬉しそうなふたりのところくらいから、これからこの映画で何が起こっても全部最高だって思った。コンビニも、コンビニでてからも、すべてが伝説級の名シーンだった。二段ベッドのイチャイチャも全部最高だし 酔った染谷の「おやすみって言って?」からの 降ってるか降ってないかの雨、からのキス 全部が最高に最高。言い出したらきりがない。トイレのシーンほんとに良すぎて、立ち上がりそうになった。返り討ちに遭った柄本佑のリアクションも本当に最高。

3人が他愛もない会話をするシーンぜんぶ、なにがそうさせるのかまったくわからないけどずっと泣きそうだった。3人がいろんなふうにフレームに収められていくだけで感動的だった。

石橋静河をとらえるカメラ全部神がかっていた。いつも女神みたいにきれいだった。朝の光に半分照らされた横顔なんか、美しすぎて信じがたかった。カラオケの変な青い光が顔に当たってる染谷もよかったな。

3人ともめちゃくちゃ誠実で、それが泣ける。私たちはみんなこれくらい、切ないほどに誠実に生きてると思う。

もう一回見たほうがいいな 

 

金曜は有楽町で『寝ても覚めても』みた。とてもよかった。最初の方は、すべてが不自然かつユーモアがあまり響いてこなかったので不安になったけど、朝子と亮平が付き合ったくらいからよくなった。二人がテレビ見ながら、カレーかラタトゥイユかという話をしてるシーンが超幸福そうで すごかった。幸福=笑顔ってイメージが安易な間違いだと気付く。亮平が劇場の席に着いたときのまわりの観客の顔、すべて生き生きとしていた。日本人の顔をこんな風に撮れるのかと思って感動した。

引っ越し直前のレストランのシーンは本当に血が沸騰した。めちゃくちゃテンション上がった。そこからはもうぜんぶよかった。麦が駐車場で携帯捨てるところとか怖すぎてヤバくて超テンション上がった。仙台から帰る高速バスから見える高速道路の電灯と、ときどきその光に照らされる唐田えりかの顔 このカットの唐田えりかがこの映画の中で一番美しかった。「高速降りたん?」ってセリフが、人生でいちばん好きなセリフになった。土手のロングショットは本当に感動した。そこに至るまでの流れもふくめてぜんぶ最高だった。猫がドアからスッと差し出されるところもかなり好きだ。

一度壊れたものは、もう2度と元に戻ることはないけど、そんなことは全然関係ない っていう力強さがめっちゃ眩しいし泣ける。元に戻すとかそういう考えがそもそもばかばかしいってことに気づかせてくれる。めちゃくちゃ眩しくて力強い希望の映画。トーフビーツの曲親切すぎるかと思いきや、かなり泣ける。エンドロールの時間愛おしかった。どんな川でもいつかは海に流れ着くっていうことか。

 

二本とも本当によかった

超楽しかったし勇気をもらえた

 

今日みたトリュフォー突然炎のごとく』1961 もとてもよかったな 人はこうもあるべきだ みんなエネルギー全開で生きていて最高。オスカー・ウェルナーがジミンみたいで、アンリ・セールがジンみたいだと思った。

BTSの推しはジミンとシュガで決まった。

 

借りて読んだ『月曜日の友達』阿部共実 キラキラしてて最高のシーンしかない映画みたいでよかった。ごめん。とか ありがとう。などのいちばんシンプルな言葉が美しく際立たせられていて泣ける。

 

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