20180902

 

9月

涼しい

友達と会ったとき、もっと話したいことがあるのにと思いつつ終わることが多くてそういう感覚さえ忘れて来た気がする。そういう感じでなんかを忘れようとしている気がする。多分忘れないほうがいいことだと思う

 

エヴァの告白』2013 ジェームズ・グレイ 画面が常に隅々まで適度な水分を含んでいて美しかった。信仰とか信頼とかお金とか、全部は複雑なことだと思い出せた。誰も正しくなんていられないということ 当たり前だけどいつも忘れてしまう。最後、島へ渡る時の海のシーン本当に好き。リラックス効果がありそう。最上級の深呼吸みたいな空気感。夕方の三崎港思い出した。ラストカットは激エモい

 

『君と行く路』1936 成瀬巳喜男

話がとても面白いし、ただ海辺の道を歩くところとか、家の中からとんで急に兄が砂浜に伏しているのが映るところとか、車をめちゃくちゃ飛ばすシーンとか(『灼熱の肌』とおなじ死に方)最高だけど、超棒読みの役者が何人かいて学芸会みたいになっていて気になった 

お互い苦難を乗り越えられるよう一回頑張ってみよう、それからまた考えればいいじゃないか、と恋人同士が話し合ったあとに画面いっぱいに映し出された海 水面 嬉しかった

 

『凪のお暇』コナリミサト 1〜3巻

はじめ、最新刊だけを読んだ時はなんて面白いんだと思ったけど、読んでいるうちにのみこまれてはいけないものにのみこまれてしまいそうになって怖くなったのであんまりよくはないかもしれない。日常はもっと尊いのでこういう世界観に回収されてはいけない。

 

涼しくなると元気が無くなってしまうので大変だ。暖かい飲み物などを適宜摂取してバランスをとりたい。大丈夫かな。『寝ても覚めても』『きみの鳥はうたえる』はやく観たい。

 

 

f:id:anmin_shitai:20180902235723j:image