ポルトガル旅行記

3月7日

朝9時過ぎに羽田に到着

一回国内線ターミナルまで乗り過ごしてしまって戻った。井田さんが出国手続き前のお店はにわかって言ってた。盛れる顔認証を終えると、免税店がたくさん出現した。まずユーロに両替をした。しほちゃんがビタミンのサプリがあるといいよって言ってたので薬局でマルチビタミンを買った。マルチビタミン口内炎に効かないよと井田さんが言っていた。おいしいつけ麺を2人で1つ食べた。柚子が入っていて美味しかった。

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ANA機内食は美味しかった。私は余裕がなかったのでビールを頼めなかった。次は頼みたい。機内でボヘミアンラプソディーを観た。思っていたより全然面白くなかった。シュガーラッシュ:オンラインも観た。プリンセスのシーンとかめっちゃ泣いてしまった。動画のコメント欄見るところとか。健気なおじさんだった。花のち晴れもみた。平野紫耀天才だと思った。

行きの飛行機はめっちゃ長かった。出る前にダウンロードしたテトリスを良くやっていた。楽しかった。飛行機に収録されていたSMAP星野源と米津玄師とあいみょんを聴いた。

 

乗り換えのためにヒースロー空港に着くまえに、着陸で少し酔って井田さんと険悪になった。不安すぎた。

すぐに乗り換えの時間になって1人でポルトガル航空に乗った。添乗員の男の人がカッコよくて最高になった。お姉さんもかわいい。後ろの席でポルトガル語の子供がずっとしゃべっていたけど、半分寝ながら聞いていたら響きが日本語に似ているなと思った。

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機内食はほうれん草?的なラップサンドとチーズとクラッカー あまり美味しくはなかった。ラップサンドだけたべた。日暮れから夜になる景色が綺麗だった。途中でめちゃくちゃ綺麗な街並が見えて、多分ポルトガルじゃなかったんだけど、あれはどこの国なんだろうとずっと思っている。あそこに行きたい!

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↑これはたぶんポルトガル

 

入国審査?で職員にため息をつかれた。スーツケースがちゃんと出てきて感動した。2時間遅れで井田さんが到着するのを待った。空港の到着ロビーにはほとんど人がいなかった。コーラの自販機でクレジットカードを使う勇気もなかったのでずっとツイッターをしていた。長濱ねるが卒業を発表していた。

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空港かわいい 名前は忘れた。井田さんがきて、uberをアプリで呼んだ。初めてだったしちゃんと落ち合えるのか疑問だったけど無事乗れた。車の中から見るポルトガルは、私の夢見たような乾いた風景で、まさかこういう角度で私の中に切り込んでくるとは と驚いた。暗かったので良く見えなかった。到着すると、運転手が荷物を出してくれて、レストランの従業員に地図を見せて私たちが泊まるエアビーがある場所をきいてくれた。愛想とかはなかったけど超親切でそれが良かった。

無事到着して宿のホストのおばさんことMarisaと3匹の猫に出迎えられた。疲れていたので私は会話などできず、井田さんがコミュニケーションをしてくれた。外にご飯を食べられる店を探しに行った。川が見える街角で、楽器を弾いてる人と歌っている人がいた。適当な店が見つからなかったので近所のコンビニ的な店で何か買うことにした。初めて海外のコンビニに入ったので品揃え悪!と思った。袋のラーメンを買って帰宅した。お湯沸かしてもらってたべた。美味しかった。記憶に残る味。1にちめおわり

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Marisa 撮

 

 

 

 

20190209

 

もう2月になってしまった。

高校生のときは一週間が永遠だった

1時間目から6時間目までが遠すぎたのに

80歳とかまで生きていたとしたら3日が10秒くらいで過ぎるんだろうか。。

 

『チワワは見ていた ポルノ女優と未亡人の秘密』(2012)ショーン・ベイカー

原題は『Starlet』小さな星 という意味?映画が輸入されてくると別のタイトルになるシステムよくわからぬ。

ショーン・ベイカーが好き という思いを強めた。ビンゴ大会で使うあの無駄に大きなペン型のスタンプすっごくほしい。あんなもの多分日本には売ってない。空も風も木も美しい。お墓のところとか、本当にいい匂いがする。

被害者的な表情が出てこないところが好き。"「怖い」って言われるとこっちはなにもできないので本当にタチが悪い" みたいなことを千原ジュニアが言っていた。ショーン・ベイカーの映画には「怖い」と言う人が出てこない。

 

D・W・グリフィス『スージーの真心』(1919) 原題は『True Heart Susie』この年号が真実ならばちょうど100年前の映画だ。100年しか経っていないのか。スージー最高 true heartはなにかを打ちのめしたりするから勝つわけじゃなくてずっとtrue heartであり続けるから勝つだけだと思う。

 

現金に体を張れ』(1956)スタンリー・キューブリック ニコニコ動画で見たので、悪巧みをしていたツリ目の奥さんが旦那に撃たれたときに「ざまあ」という弾幕が流れてきてよかった。酒場での取っ組み合いとか、そんなところから撃ったら絶対にバレるよ!!というところとか見所満載だった。ラストカット本当にさいこう

 

ゴダールの決別』(1993) 久しぶりにゴダール見ると本当に爽やかな風が吹くからいつも感動する。他の映画と全然違う。駅のシーンが全部好き。ラストシーンは嬉しくなる。構成とか意味とかは、まったくわからない もう少しわかればいいなとは思う。。

 

マノエル・ド・オリヴェイラコロンブス 永遠の海』(2007) 『永遠の語らい』(2003) 永遠の語らいのほうが好きだった。時間の流れ方が本当にすばらしくて、この映画を観ることによって私の中でも同じ時間の流れ方が起きたことへの喜びが強かった。この映画について思い出そうとすると不穏だったのか…?って気がしてくるんだけど見てる間は不穏さがまったく出てこないところがすごいと思う。シンプルに娘がほしくなる

 

ピーター・フォークのビッグ・トラブル』ジョン・カサヴェテス (1986) 爆弾仕掛けてる人があんたは誰だ!?って急に言ってくるところが面白すぎた このエンドロールはすごいと思う 

 

『イタリア旅行』ロベルト・ロッセリーニ (1953) DVD欲しいという感情が初めて自分の中に生まれた。イングリッド・バーグマンが1人で車を運転しているところが好き。ぜんぶのシーンが凄く凄く良い。室内での動線やカメラの動きやカット割り繋ぎ方すべてに感動。ホテルでのエレベーター→入室のシーンとか、良すぎて、玄関の扉が生クリームよりも滑らかに開いて閉じた。ポンペイで奥さんを旦那さんが追いかけるところなにもかもがすばらしい。ラストの群衆ももちろんすごい

 

図書館に行きたいのに図書館に行くことができない。髙橋海人くんめっちゃ好きだし髙橋海人くんになりたい。

 

松島聡くんへ お元気ですか?あなたの笑顔が恋しいです

菊池風磨くんへ もうちょっっとだけ素直になってください 私もそうできるように努めます

 

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20190119

 

インフルエンザになった

久しぶりになった気がする。

発症した日が祝日だったので何もせずベッドの上にいた 熱が高い時はやっぱりハイになって楽しい。

 

今年は本を読みたいと今の段階ではまだ思っている でも本の選び方が壊滅的にわからない。ヘッセ『デミアン』読んで面白かった。いま林芙美子浮雲』読んでるけどやっぱり結末がわかってるとイマイチ乗り気にならないな。

年末に松竹でみた成瀬巳喜男浮雲』(1955)かなり最高だった。人が不都合な事実を一瞬のうちに体全体でスっとわかってしまったときを描写するのが上手すぎる。怖い。病に伏しているときの高峰秀子綺麗すぎてどうかしていた。それにしても怖い話。厄落としした感じ。伊香保が出てきたので伏線回収だ!と思った。

図書館で借りてみた溝口健二近松物語』(1954)も最高だった。演技とか間が極上のコメディって感じでケラケラ笑って見てるうちにストーリーや登場人物の行動や言葉でだんだんなぜか泣けてきた。別にいい話でもないのに。ラストで裁きにあいにいく2人を見ながら「あんな幸せそうな顔見たことないよ」って元同僚が言っているけど、そのシーンの2人は全然笑ってなくて一見幸せそうには見えなくて、それが良かった。

前に見た『噂の女』と同じ年に公開されている!?のに全く違う作風…?で不思議だった。他のも近々観たい。

先週イメージフォーラムジャン・ヴィゴの短編?3本観た。『新学期・操行ゼロ』(1933)楽しかった。カメラワークがハリーポッターっぽいところがあった。ジャンヌダルク役の子可愛すぎた。

 

『エターナルサンシャイン』ミシェル・ゴンドリー(2004)はなにも良くなかった。ミシェルゴンドリーが絶対好きじゃないのに知らずに観てしまったのが間違いだった。

ニセコイ河合勇人(2018)は驚くほどおもしろくなかった。CMで見たシーンだけ見てたら映画が終わった。シーンの繋ぎ方をてんでわからない人が撮った映画みたいだった。シーンの終わりに全部 終わり…です!(照) って感じの間があった。驚きだった。コメディ映画らしいけど客席から1度も笑い声聞こえなかった。

 

中島健人くんには2019年も頑張ってほしい

いつもありがとう

 

3月のポルトガルのチケット取った。かなり、ドキドキする。ペソアの詩集読んでる(ポルトガルの詩人)

 

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20181122

 

もう11月も終わる

怖い。

さっきいつ高みて泣いていまけもなれみて泣いた

 

ロロ いつ高 vol.7 『本がまくらじゃ冬眠できない』

ビーチのことを肯定するための話だろうな、でもこのままの感じでは全くに好きになる予感がしないな…と最初に思っていたのが信じられない。最後に黄色の本の帯を頭に乗せられたビーチは天使みたいに私にも見えた。途中から水星のまなざしが私に乗り移って、ビーチがなにをしていてもかわいく見えた。誰だって誰かにとっての天使なんだということが、言葉でわかっても腑に落ちていなかったけど、見終わったあとにはそう思ってたのが嘘みたいに全身で理解できていた。"誰かの好きな人"って思うだけで同じ人がこんなにも魅力的に見えてくるのかと思うと怖さすらあった。

いつ高の世界は誰かが変なことを言っても誰も否定しないユートピアみたいな場所だけど、そもそもそういうふうにあるべきだっていつも見るたびに身にしみて感じてすごい反省する。知らないうちに乗るべきじゃない波に乗って、いつのまにか世間の意見の渦を作るのに加担していた自分のことを思って本当に反省する。

あなたが傑作じゃなくても私の本棚に入れてあげる みたいなセリフがあった  良かった。朝がいう"傷だらけの恋"みたいな言葉も良かった。のろけは命がけでしなければならない。でも命がけでもするべきだと私も思う。

本の中にある愛に関する言葉を集めようとしても、自分の中にある恋に気づく鍵にはならないということ?それでも全部集めれば彼女になにかがわかるかもしれないと協力する水星のすがたが泣ける。好きな人が書く文字のクセが好きじゃない人なんて多分いないだろうなと思った。

太郎と海荷がなんで別れたのか全然わからない。

 

『噂の女』1954 溝口健二

母親の好きな男が娘のことを好きになるというわりと泥な感じのストーリーだった。終盤、久我美子が男に向かってハサミを突きつけるところが最高だった。正面から撮る人間の顔の恐ろしさがMAX値でスクリーンに映し出されていた 溝口をもっと見たい 劇場でやる時はこれからちゃんと見に行きたい。

遊郭の女たちが仕事の合間に急いで啜っている麺とか、机を囲んで食べてる朝ごはんとか、ゆでたまご、病床の母に手渡すバターを塗った薄い食パンなど出てくる食べ物全部最高においしそうですごかった。

アニー・ホール』でウディアレンが病床でたべるささみみたいなものもほんとにおいしそうだったな 

 

2001年宇宙の旅』1968 スタンリー・キューブリック

かなり脳に良さそうな映像と音楽だった。序盤の猿のところから既に 勇気 みたいなもの感じた。寝ながら見た。また1人の時に見たいと思う

 

星ガ丘ワンダーランド』2015 柳沢翔

中村倫也の顔と声最高

 

リトアニアへの旅の追憶』1972 ジョナス・メカス

全員に平等に与えられていてほしい幸福の量ぴったりちょうどみたいな感じ メカスの記憶でもあり私の記憶でもある 厳密にこの映像が記憶なのかというと多分違うけどなんで違うかということは全然説明できない。

こういうことを忘れてしまってはもう何にもならないだろうと思う。

『ウォールデン』の結婚式のシーンとクラブみたいな場所のシーンとラストの公園のシーンはやっぱり超最高だな 

 

『Burn the Stage : the Movie 』 2018 パク・ジュンス

アイドルドキュメンタリー映画として100点満点 ステージを砂漠に例えるナレーションもすばらしい温度だと思った。この人たちどうしてこんなに自由そうなんだろうとBTS見てる時いつも思う。自由なわけはないんだから見せかけ?と思うけど、見せかけではこんな風に見えないだろうというくらい自由そうにふるまってる。すごい不思議。

MAMAでパフォーマンスできることがほぼ決まったことを知らせる場で、プロデューサーがメンバーに「(自分自身が)幸せになる方法を探しなさい」と言うところが感動的だった。J-HOPEが「僕たちもそういう話をしてました」と返すのも本当に素敵だった。「自分たちが幸せじゃないと曲が嘘になってしまう」みたいなナレーションが後に続いていたような気がする。アイドルの幸せがファンの幸せだということが一番忘れられてはならないことだと思う。百田夏菜子が終演のMCで開口一番に「楽しかったですか?」と言うのはやっぱりなんか苦しい。

ツイッターで見てる限りBTSのコンサートは踊らないでメンバーがフラフラしながら歌ってるだけの曲も多そうで、それがすごく良いなと思う。Love yourselfの多幸感ほんとにすごい。 

 

遥かな町へ』2010 サム・ガルバルス

ちがう、そういうことじゃない!

 

グレイテスト・ショーマン』2017 マイケル・グレイシー

途中で飽きた  心 がない映画。

 

『ライアー ライアー』1997 トム・シャドヤック

こう言う御都合主義はなんか泣ける。マックス可愛すぎる。可愛すぎるT_T

誕生日にほしくもない野球セットもらった後に、一通り喜ぶ演技して、野球セットかかえてパパの部屋を出るときの、哀しそうな顔とか、本当に胸が痛かった。ちょう健気だ。

終盤の飛行機を追いかけるシーンがすごすぎる。追いかけて、追いつくところが映画のすごいところだと思う。現実では追いかけてもあんまり追いつかないような気がする。

 

けもなれめっちゃすごかった

前々回は『勝手にふるえてろ』ひいては『ここは退屈迎えに来て』へのアンサーもあったことだし

最終回が来るのが悲しい。

 

P.S. 中島健人くんへ いつも本当にありがとうございます。

 

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20181021

 

もう10月が終わる ちょっと信じられない。

暑い日も未だにある

おとといインドカレーと紅茶一緒に食べたらおいしかった。インドは茶葉の名産地のはずなのにインド人は紅茶飲むイメージないような気がする?

 

小津安二郎彼岸花』1958 ユーチューブでみた。京都弁の親子がけっこううざかった。笠智衆が詩吟をよんで?いた。小津の映画の家族というのは直接には家族のことをあらわしていないように思えるというか、小津の映画における家族はなんのことなんだろう?と思った。

 

NHK BSでやってた『アメリカの友人』ヴィム・ヴェンダース 1977 もみた。ちょっとというか結構寝つつ見てしまった。救急車とのカーチェイスからの救急車燃えるというラストのほうのシーン良かった。出てくる全ての空が美しかった。空がきれいだなと力強く思った人にしか撮れないんじゃないかと思った。

 

昨日新宿で『ここは退屈迎えに来て廣木隆一みた。フジファブリック映画だった。「赤黄色の金木犀」を歌いながら歩く門脇麦 ださくて、そんなに重要そうにも見えなくて、感傷的にもなりきれておらず、私だと思った。学校のプールでの青春はもう使い古されているもので、使い古されてはいても青春は青春だけどそれ以上でも以下もないともう知ってしまったことの退屈だと思った。

橋本愛は田舎から出られないままの方が本当はよかったのかもしれないけど、もちろんそんなことはないので、あとはもう未来しか残っていない。

田舎の大通り沿いの風景が好きだから、この映画にはほぼそれしか映っていないので良かった。エンドロールで流れた新しいフジファブリックの曲よかった。

「名前なんだっけ?」と聞かれるシーンが『勝手にふるえてろ』と全く同じ。名前なんだったんだろう。

未だにヨーカドーの3階のおもちゃ売り場の横のゲームセンターから抜け出せていない私の魂?のことを考えた。

 

HYUKOHを新木場で見た。音のバランスが悪かったのかなんなのかあまり良いと思えなかった。お客さんの可愛い韓国人のきわめて不自然な鼻筋をみてインスタ映えだと思った。

 

セクシーゾーンは12月にシングルを出すらしい。中島健人の好きな映画『フェフティ・シェイズ・オブ・グレイ』と『きみに読む物語』らしい。『ドロ刑』やはりあまり面白くない。『けもなれ』1話最高だったけど2話は背景描写の作業感があった。水曜に楽しみができてうれしい。おじさんとかおばさんにはもうこのドラマのことがなんにもわからないんじゃないかとすら思う。

 

BTSはみんな妖精にしか見えない。

今日でヨーロッパツアーが終わって来月には日本にくる。番組とかたくさん出てほしい。

 

最近はなんかもう全てが怖い。はやく友達と住みたい。

自分の好きなところが全然なくなってきたのでいろいろ考えなおさなければならない。

 

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20180911

 

明日バイトだと思ってたら明後日だった。

気合いを入れないとバイトいけない

今日から秋になったらしい。

 

先週水曜?『きみの鳥はうたえる』みた。武蔵野館満員だった。ほんとにすごかった。音がとにかく良かった。映画見終わった後、聞こえてくる街の音がすべて新鮮に聞こえた。体に嬉しい感覚。

明け方、フラワースタンドの匂いに嬉しそうなふたりのところくらいから、これからこの映画で何が起こっても全部最高だって思った。コンビニも、コンビニでてからも、すべてが伝説級の名シーンだった。二段ベッドのイチャイチャも全部最高だし 酔った染谷の「おやすみって言って?」からの 降ってるか降ってないかの雨、からのキス 全部が最高に最高。言い出したらきりがない。トイレのシーンほんとに良すぎて、立ち上がりそうになった。返り討ちに遭った柄本佑のリアクションも本当に最高。

3人が他愛もない会話をするシーンぜんぶ、なにがそうさせるのかまったくわからないけどずっと泣きそうだった。3人がいろんなふうにフレームに収められていくだけで感動的だった。

石橋静河をとらえるカメラ全部神がかっていた。いつも女神みたいにきれいだった。朝の光に半分照らされた横顔なんか、美しすぎて信じがたかった。カラオケの変な青い光が顔に当たってる染谷もよかったな。

3人ともめちゃくちゃ誠実で、それが泣ける。私たちはみんなこれくらい、切ないほどに誠実に生きてると思う。

もう一回見たほうがいいな 

 

金曜は有楽町で『寝ても覚めても』みた。とてもよかった。最初の方は、すべてが不自然かつユーモアがあまり響いてこなかったので不安になったけど、朝子と亮平が付き合ったくらいからよくなった。二人がテレビ見ながら、カレーかラタトゥイユかという話をしてるシーンが超幸福そうで すごかった。幸福=笑顔ってイメージが安易な間違いだと気付く。亮平が劇場の席に着いたときのまわりの観客の顔、すべて生き生きとしていた。日本人の顔をこんな風に撮れるのかと思って感動した。

引っ越し直前のレストランのシーンは本当に血が沸騰した。めちゃくちゃテンション上がった。そこからはもうぜんぶよかった。麦が駐車場で携帯捨てるところとか怖すぎてヤバくて超テンション上がった。仙台から帰る高速バスから見える高速道路の電灯と、ときどきその光に照らされる唐田えりかの顔 このカットの唐田えりかがこの映画の中で一番美しかった。「高速降りたん?」ってセリフが、人生でいちばん好きなセリフになった。土手のロングショットは本当に感動した。そこに至るまでの流れもふくめてぜんぶ最高だった。猫がドアからスッと差し出されるところもかなり好きだ。

一度壊れたものは、もう2度と元に戻ることはないけど、そんなことは全然関係ない っていう力強さがめっちゃ眩しいし泣ける。元に戻すとかそういう考えがそもそもばかばかしいってことに気づかせてくれる。めちゃくちゃ眩しくて力強い希望の映画。トーフビーツの曲親切すぎるかと思いきや、かなり泣ける。エンドロールの時間愛おしかった。どんな川でもいつかは海に流れ着くっていうことか。

 

二本とも本当によかった

超楽しかったし勇気をもらえた

 

今日みたトリュフォー突然炎のごとく』1961 もとてもよかったな 人はこうもあるべきだ みんなエネルギー全開で生きていて最高。オスカー・ウェルナーがジミンみたいで、アンリ・セールがジンみたいだと思った。

BTSの推しはジミンとシュガで決まった。

 

借りて読んだ『月曜日の友達』阿部共実 キラキラしてて最高のシーンしかない映画みたいでよかった。ごめん。とか ありがとう。などのいちばんシンプルな言葉が美しく際立たせられていて泣ける。

 

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20180902

 

9月

涼しい

友達と会ったとき、もっと話したいことがあるのにと思いつつ終わることが多くてそういう感覚さえ忘れて来た気がする。そういう感じでなんかを忘れようとしている気がする。多分忘れないほうがいいことだと思う

 

エヴァの告白』2013 ジェームズ・グレイ 画面が常に隅々まで適度な水分を含んでいて美しかった。信仰とか信頼とかお金とか、全部は複雑なことだと思い出せた。誰も正しくなんていられないということ 当たり前だけどいつも忘れてしまう。最後、島へ渡る時の海のシーン本当に好き。リラックス効果がありそう。最上級の深呼吸みたいな空気感。夕方の三崎港思い出した。ラストカットは激エモい

 

『君と行く路』1936 成瀬巳喜男

話がとても面白いし、ただ海辺の道を歩くところとか、家の中からとんで急に兄が砂浜に伏しているのが映るところとか、車をめちゃくちゃ飛ばすシーンとか(『灼熱の肌』とおなじ死に方)最高だけど、超棒読みの役者が何人かいて学芸会みたいになっていて気になった 

お互い苦難を乗り越えられるよう一回頑張ってみよう、それからまた考えればいいじゃないか、と恋人同士が話し合ったあとに画面いっぱいに映し出された海 水面 嬉しかった

 

『凪のお暇』コナリミサト 1〜3巻

はじめ、最新刊だけを読んだ時はなんて面白いんだと思ったけど、読んでいるうちにのみこまれてはいけないものにのみこまれてしまいそうになって怖くなったのであんまりよくはないかもしれない。日常はもっと尊いのでこういう世界観に回収されてはいけない。

 

涼しくなると元気が無くなってしまうので大変だ。暖かい飲み物などを適宜摂取してバランスをとりたい。大丈夫かな。『寝ても覚めても』『きみの鳥はうたえる』はやく観たい。

 

 

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